オムニバスの主な著者

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20070405
で話題にしている『父の書斎』は、
http://sakuin.g.hatena.ne.jp/hitobito/20061027
に見えるように、諸家が父親の書斎について語った文章が収められている本です。

冒頭の文が、有島武郎を有島行光が語った文章ですが、小山内薫を小山内喬が語った文章も載せられています。

ローマ字

以前書いたゴチック小説で、ローマ字が使われていた。ア行以外は母音無表記のものだが、促音も無表記らしいのが興味を感じた。即ち、ベッドをBDと表記する。また、助詞「を」は「W」ではなく「O」で記され、ローマ字入力方式のローマ字ではないことがわかる。ただし、「ふ」や「ち」の例が見えないので、ヘボン式なのか、訓令式(第一表)なのかは判らない。

補記:
4/8の朝刊で、ローマ字の仕組みにようやく主人公が気づく場面が出てきて、FTTBが「ふたたび」だとあった。忘れていたが、Fが出るということはヘボン式だ。
なお、これは手書きの日記という設定のもの。