本屋にて

書店の文庫本コーナーで、書店員さんが、文庫本の帯をどんどん引き剥がしていた。破れても構わない、というむしり方だった。
夏のブックフェアかなんかの帯を回収しているのだろうか、と、むしり取られた平積みの本を見ると、集英社文庫だった。

「退くナツイチ、何時泣くの」