2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

伝説三態

稲尾和久『鉄腕一代』スポーツニッポン新聞社 昭和50.10.25 四人抜いて“あと一人”というところで、父は土俵にたたきつけられた。[……]父を負かした若者は、悠々と引き揚げて行ったそうだ。 この若者こそ、後の相撲界で大横綱といわれ、69連勝の金字塔を打ちた…

土下座

「土下座」の意味から、「土」が抜ける―「地べたで」という意味がなくなって理解されるようになったのは、いつからだろう。

書き忘れ

http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20080120/1200833444 に「ねぎま(2)」を書き忘れていた。 葱と肉を交互に挿した串、という意味が、辞書に中々載らなかったのは、なぜだろう。 しかし、(1)の「葱マグロ鍋」という意味は、「死意」(?)ではないのか。

改行

黄昏の囁き (講談社文庫)作者: 綾辻行人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/05/15メディア: 文庫 クリック: 44回この商品を含むブログ (25件) を見る解説(円堂都司昭)に、 また「囁き」シリーズでは、主人公の心の内の言葉、過去の記憶が囁きかけてくる声…

百科項目の下敷は?

芳賀矢一『言泉』 あしや 蘆屋【名】〔地〕[一]筑前國遠賀郡にある町。[……] [二]攝庫國武津(ムコ)郡*1にありし里。古歌に月・螢の名所として詠ぜらる。今は精道(セイタウ)村の大字。田圃のうちに在原業平の別墅、その他古蹟多し。又猿丸太夫の古墳と傳ふる處…

三国でめについたもの

五版がみつからないので、六版を見ただけでのこと。 【補記】 五版が出て来たので見てみたら、ほとんどは五版から載っているものでした。我乍ら情けないことです。五版にも載っているものに、*をつけておきました。 立項 県歌* 県勢(けんぜい) 県鳥* 県…

「待望の復刊」

日本語の歴史別巻 (平凡社ライブラリー)作者: 亀井孝,山田俊雄,大藤時彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2008/01/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (6件) を見る解説は山田健三氏。 「言語史は復活されねばならぬ」と断じた編…

広辞苑の前に三国

三省堂国語辞典 小型版作者: 見坊豪紀,金田一春彦,柴田武,金田一京助,市川孝出版社/メーカー: 三省堂発売日: 2007/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る表紙や刊記に載っている編者は6人(うち4人は故人)、扉裏に…

阿久悠は「なでる」のか?

文楽(ぶんがく)―歌謡曲春夏秋冬作者: 阿久悠出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2000/05メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見るでは、「ブーツをぬいで朝食を」も(p38)、「個人授業」も(p24)、「なぜる」。ところが、 http://w…

ひばり

NHK-FMの大瀧詠一リマスタースペシャルで、美空ひばりの曲をたくさん聴きました。普通だと、いわゆる演歌系のものを中心に、幼い頃の東京キッドがちょっと掛かる、リンゴ追分などは後年のものが流れる、「真っ赤な太陽もありました」的なところでしょうが、…

音頭

今日は、NHK-FMで「メーキング・オブ・イエローサブマリン音頭」を拝聴しました。 三波春夫の「にっこり音頭」のことも、「わかんないならわかんないでいい」ということなのでしょう。 ホントニホント? 鈴木健二【後補】 鈴木健二は「ホントニホント」では…