団体名義の著作物
ふと気づけば、『国語学辞典』*が出たのは1955年で、団体名義の著作物としては著作権が切れている。中身の項目は、執筆者個人に著作権があるだろうから、それは一部の人*1を除いてまだ切れては居ない。
項目一覧だとか索引だとか参考文献だとかは作成者の明記がないから*2、国語学会・『国語学辞典』編集委員会が作ったことになるのだろう。「代表・時枝誠記」と書いてあるが、これはあくまでも団体の代表であって、個人著作者にはならないだろう。
そのうち、うわづら化しよう。
実は、うわづら文庫のある公開作品に、「削除のお願い」が来た。著作権法に基づいて公開している旨を返事したのだが、そのようなお願いが来ると、やはり心はやや落ち着きを失う。