「名著再発見」

http://www.yomiuri.co.jp/stream/index/tvotona/otona121.htm
こちらで見ることが出来るというので、「名著再発見 おとなの読書」を流す。
新潮文庫の「人生で二度読む本」の話の部分を見んとしてだ。

光文社の新訳シリーズの話*1に関連して、昔の翻訳には「東北弁の農夫」が出て来た、という話が出る。それで読みにくかった、とも*2


源流的には、「関東ベエの農夫」なんだけどね。

新潮

新潮文庫の話は、4本目の1:25あたりから。
団塊の世代の停年」は、全集モノの古書への流出・価格下落という面でも語られるのを読んだことがあるが、流出させる人には、「暇になったって読まないな」というほかに、「読もうと思ったけど、字が詰まってて読みにくいな」という人もいるのだろう。


新潮文庫というのは、明治よりも前の日本文学(いわゆる「古典」)の入っていない文庫、という捉え方をしていた。百人一首は入っているけれど。
それがあるのは、岩波・角川・講談社ぐらいなのだが、老舖文庫として。


新潮古典集成から文庫入りするものがないかな、と思ったことも曽てあったけれど、もう、ないだろうなぁ。

*1:2本目の2:35あたりから始まる。

*2:2本目の冒頭で、光文社の話よりも前でした。新訳には「東北弁の農夫」は出て来ない、と繰り返すのは、ちと、くどい。3本目の1:10あたり