一泊の研究合宿を終えて、合宿所の近くの町にあるブコフと古市を見ることにする。同行はh君一人。まずは古市へ。横田順彌『水晶の涙』徳間文庫ISBN:4195772443横田順彌『混線乱線殺人事件』徳間文庫ISBN:4195676606、各210円。また、藍川由美『「演歌」のススメ』文春新書ISBN:4166602829、「第一章 伝説好きの日本人」が気になる。船頭小唄の「雨情ぶし伝説」など。105円。『これでいいのか、にっぽんのうた』ISBN:4166600141日本語観には首を傾げるところもあったが*1、それはそれで面白いこともあった。これは、どうだろう。

古市で会計を済ませたところで、手持ちの金が千円を大きく割り込んだので、ATMで金を下ろすことにする。気付くと今日は祝日で105円かかってしまうのだが、仕方無い。しかも、持ち歩いているキャッシュカードの口座には少ししか入っていないはずだ。買い物客でにぎわう近くのショッピングセンターに行き、軽食コーナーで320円のぶっかけ饂飩を食べてから、ATMで、○千円を下ろす。

ブコフで、また徳間文庫の横田順彌がある。350円なのでちょっと迷ったが、早乙女ボンド之介モノの『混線乱線殺人事件』に210円払ったのだから、押川春浪モノに350円払ったっていいだろうと、『惜別の宴』ISBN:4198902887。他にも、出久根達郎『逢わばや見ばや』講談社文庫ISBN:4062648776井上光貞天皇と古代王権』岩波現代文庫ISBN:4006000294林美一『江戸艶本ベストセラー』新潮文庫ISBN:4101309124、105円のものを数点。
そんなところで、帰路につく。帰着まぎわ、古市の前を通るのでふらふらと入る。105円のものを数点。

*1:前田均氏が『山邊道』43号に、「声楽家の日本語音声認識への疑問―藍川由美著『これでいいのか、にっぽんのうた』の検討」というのをお書きだった。