2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

古本びと

会に参加したことは、匂わせるだけにしようかとも思っていたが、デイリースムースでここのURLも書いていただいたし、書くことにします。実は、予想では会場はもっと広くて大人数で拝聴するのだろうと思っていたのですが、中に入るとそうではないことが分かり…

ガリ版本など

『松本隆対談集』(ISBN:483561514X )が出たと知り、久しぶりに風街茶房を覗いてみる。書籍化されている分については消されているが*1、最新の対談相手が斉藤由貴で、数日前に触れた「卒業」についても話があった。「制服の胸のボタン」の風習の起源が気に…

京都にて

赤尾照文堂が雰囲気が変わっていてびっくり。大学堂・京阪・キクオは変わらぬたたずまい。 京阪では、100円本を5点。遠藤嘉基・塚原鉄雄『解釈文法必携』(昭和35.3.20 初版 昭和38.5.10 22刷 中央図書 新書判)は、初めて見た。高校生用だと思うが、カバー…

昨日書いた、「木綿のハンカチーフ」「故郷未だ忘れ難く」が東へ向かう列車で都会へ行く話は、考えてみると、都会を去るときには、西へではなく北へ向かうことが多いことを思い出させる。北へ帰ることは多いのに、「西へ帰ろう」というようなことはあまり言…

「カラオケ卒業」ではない。卒業生たちと「惜別会」の二次会でカラオケに行ったわけだが、若い人たちとカラオケに行ったときには少しだけ選曲を考える。若い人に合わせて、というわけではなく、「昔の歌にはこんなのがあるんですよ」ということを教えてあげ…

鎌倉と言えば

鎌倉と言えば(というのは、ポプラビーチの古本道場を読んだのだが)、一度だけ行った。覚えているのは、鎌倉学園があったこと。竹之内雅史の出身校である。それと「去来庵」とかいう店があり、「なんで鎌倉にこんな名前の店があるのだろう」と首を傾げて、…

梅田

梅田に出る用事があり、阪急古書の街に行くつもりだったのだが、つい紀伊國屋に入り込んでしまい、けっこう時間を食ってしまった。貼ってある書評欄をながめたり(日経新聞の杉本つとむ『語源海』と小学館『日本語源大辞典』の比較など)。結局雑誌を一冊買…

福中アインスタイン

きのうのツヅキ。『福中福高/七十年史』(刊記なけれど、1987.5.6が七十周年の日)、pp.38-39に、蓮池町の大博劇場(現大島眼科附近)で相対性原理について講演され、その際、福中の黒板を貸してその説明に用いた。几帳面な同博士が、いつも奇麗に消して講演…

「同じ日付の新しい書き込みは、 方向に追加する」という設定があるので、安心して日記を追記したつもりだったんだけれど、追記ではなく上書きになったようで、消えてしまったものがあります。均一小僧の古本購入日誌を読むと、久留米の古本屋の話が出てきて…

アインシュタインと言えば

思い出すのが、松下大三郎「ア氏の相対性原理は迷妄なり」(国学院雑誌 大正12年1月)。 何事ぞ、此の相対性原理は其の根柢の仮定が全く迷妄である。迷妄の仮定の下に立てられたる一切の理論は亦悉く迷妄であつて、其の全体系は凡ゆる背理と矛盾とを以て満さ…

和歌文学大辞典

『和歌文学大辞典』(webcatplus)を買った。附録はついていないけれど、それでも5000円は安い。2000ページ超で重たいので、送料が590円もかかったが。昭和37年11月15日 初版発行 昭和42年12月20日 三版発行 \8,500 明治書院本も安くなったものである。同じ…

玄界島

「玄界島」といわれてピンと来なかった。宗像郡の大島、沖の島、地ノ島、新宮沖の相ノ島*1の他に、そんな島があったろうか、と思ったわけである。「福岡市西区」と聞き、「あれだったか」と思ったのは、小呂島(おろのしま)。ニュースで「博多湾に浮かぶ」…

旺文社文庫のちらし

ブコフなどでは、帯ははずすし、挟み込まれているチラシや栞なども棄ててしまうようだが、いつ買ったか覚えていない紀田順一郎『落書日本史 戦乱と泰平のパロディ』(旺文社文庫)を見ていたら、中から挟み込み広告が出てきた。「旺文社文庫《特別企画》 内…

『書斎のポ・ト・フ』発掘

本棚の片隅から潮文庫の『書斎のポ・ト・フ』が出てきた。 開高健・谷沢永一・向井敏の鼎談本だが、五十嵐力『国歌の胎生及び発達』を推薦した谷沢永一の「知られていないが読みドク10冊」は、この本にはいっていたのだった。三国一朗『ハサミとのり』は、そ…

はてな触角

「アンテナ」がJ-TEXTSの更新を、ちゃんと伝えるべく働いていて嬉しい。アンテナ使いたさに、はてなに登録したようなものだから、広告だとかニュースだとかカウンタだとかを取りのけるとちゃんと見てくれて、嬉しい。 そういえば、infoseekのような、内部か…

ISBN

昨日書いた、『熊本の方言』は、『暮らしに生きる熊本の方言』が題名のようです。 で、本体を見回してもISBNが書いていません。熊本日日新聞社の発行ですから、所謂「地方小」なのだとは思いますが、自費出版ではあるまいし。でも、ISBNはあるんですね。後で…

ブコフ

ブコフに行ったら、百円コーナーに、井上史雄氏の本が二冊、『方言学の新地平』『言葉づかい新風景』が置いてあり、どちらかは持っていると思うのだが、両方購入。他にも、友定賢治『全国幼児語辞典』、大島建彦『ことばの民俗』、秋山正次・吉岡泰夫『熊本…

ウルトラマンなど昔話

小谷野敦氏が『文学界』四月号で、ウルトラマンについて書いている。私が、ウルトラマンを見た記憶は、テレビでよりも、映画での印象がある。多分、町内の子供会かなにかで見に行ったのだと思うが、映画館ではなく、なにかのホールだ。「○○パラダイス」と呼…

OCRの成果

序 這本文集共收文章四十四篇,包括有關漢語文字音韻訓詁三方面的論文、札記和書籍的序跋。 中有一部分曾編為漢語音韻論文集,現在又重加修訂?和其他文章總集在.一起,題名為問學集。 其 這些文章,以在一九三四年至一九四九年之問所寫的居多。有些是關於…

逸話本

黌門客2005-03-13に見える、川端康成が女性編集者を泣かせる話をつい最近読んだ気がして、どこで読んだのかを思い出そうとして、ようやく思い出す。ニッポン奇人伝 (現代教養文庫)作者: 前坂俊之出版社/メーカー: 社会思想社発売日: 1996/02メディア: 文庫こ…

プラスアジア

e.Typistのプラスアジアをインストールした。一旦、プラスアジア版ではないものをアンインストールせねばならないのがちょっと不安だが、面倒なのでえいやっと実行。ほぼ従来のe.Typistと同じ感じでいけるようだ。以前購入したが殆ど使う気になれなかったChi…

プリンタ

「泣いて血を吐く」ではなく、「壊れてインクを吐く」かな。

印刷

印刷が苦手です。いつもプリンターと喧嘩しています。確定申告のために、カラープリンターに働いてもらわねばならないのですが、こいつは先日から「サービスセンターに連絡しろ」と言っているのを、電源の抜き差しでリセットして使い続けている奴なので、も…

非インフルエンザ

昨日は、インフルエンザかも知れないからインフルエンザの薬を出しておこう、と言われ、「蒼生古」をもらったのだが、症状を抑える薬もなく、今日になっても一向に改善しないので、病院へ行くことにする。紹介状がないので千円取られ、ここでもインフルエン…

風邪

花粉症ではなく(あるいは花粉症に加えて)風邪のようだ。 病院*1に行く。今日は、脚注を使ってみたかった。 *1:「病院」じゃないけど。それから、「内科・小児科」かと思っていたが、「小児科」だった。出来れば、次からは内科に行くようにしよう。

花粉症

発症したのは、十四年ぐらい前でしたか。病院でちゃんと検査してくれて、杉に反応する体である、と言われました。ところが、十年ほど前に北陸地方に転居したところ、症状が出なくなり、とても嬉しく思っておりました(といっても全く出ないわけではなく、春…