2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

倉石武四郎

漢字の運命、いろいろ版があるんですね*。wabcatplusで「假懋堂の音学」となっているが(カボウドウなどと読みが付してある)、「段懋堂」でなくてはいけない。段玉裁のことだ。 ああ、京大の博士論文データベース*では、「段懋堂の音楽」になっているでは…

八犬伝

高木元氏のふみくら*で、『南総里見八犬伝』のテキストが、第30回(芳流閣の血戦)まで公開されていることに気づきました。文庫館*にあるのは、20回まで。(内田魯庵による梗概もあり) なお、名著全集の画像*は、今のところ、第61回まで。(内田魯…

『漢字の運命』

なるほど、旧字体ですね、『漢字の運命』。 http://d.hatena.ne.jp/higonosuke/20050626 見づらいとは思いますが、「運」のしんにょう。「漢」は、ちょっとこの写真では判りにくい。旧蔵者が切り抜いてくれていた、新聞記事も挟まってた。

晩鮭亭日常 06-28 ビニールカバーに歴史あり。を読みました。中公新書のつや消しビニールカバーですが、モノによっては縮んでしまって、中の紙表紙が反ってしまうことがあって困ります。古さだけではなく、保存状態にもよるのでしょうが。私は、愛書家ではな…

本の置き場

あふれる本の話を読んで。高校の頃、本の置き場に困ったのは私も同じこと。ただし、本が多すぎたからではない。親の目の行き届かぬところに本を置きたかったら。勉強せい勉強せいと言われ続けた。まあ、言われなかったら、さぼり続けたかも知れず、それはよ…

空山たち

(文庫)中書

オンラインデータベース

桜楓社のデジタルブック、作家研究大事典も出てきました。http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20050615/1118837717 ここに、写真を置きました。ISBNも書いてます。意外なところから出てきたのです。坂本九のCDを探していると、それは見つからずに、かわりにこれが。

「安全第一 つばをつけずにおあけなさい」 出てきました。前、書いたときは、「つばをつけずにおよみなさい」と間違って書いてしまっておりました。

昼食後、ついプロ野球中継を見てしまいそうになり、休日の貴重な昼下がりを無駄にしてはならじ、とて詠める。 デーゲーム・デーゲーム、午後の擦り切れ。

ブログモード

ブログモードにしても脚注は、一日ごとに纏めて付いてしまうことしかできないのだろうか。

「ダジャレヌーボー」という本があるということで、アマゾンで検索した*1が見当たらず。探し当てたら、「ダジャレ ヌーヴォー」だったISBN:4594045685。それぐらい同一視してくれないかな、アマゾン。 著者の「石黒謙吾」をクリックしたら、「ナベツネだもの…

差別語と語源

ことばことばの6/24「支那ということば」*で思い出したこと。田中角栄が人気があった頃に、自分の子供に「角栄」と名づけた田中さんが居た。子供が大きくなったころ、田中角栄の人気は凋落し、その子は「角栄!」「ピーナツ!」「わいろ!」などと虐められ…

取り消し

HI-MDというものがあることに気付いていなかった。以前、MD-DATAを買って失敗した身だが、これはよさそうな気がする。MD-DATAの何が行けなかったかというと、書き込みの遅さや不安定さもあったが、ディスクがあまり売っていない、高い、ということがあった。…

青空CD-ROM再び

http://www.voyager.co.jp/azur/zosho2005.html

新明解

新・読前読後6/18で、赤瀬川原平『新解さんの謎』を取り上げ、たしかこの本が『新明解』(以下「新解さん」とする)の面白さを最初に指摘したのではなかったか。と書いておられるが、そうではないと思います。赤瀬川原平が『新明解国語辞典』を取り上げたの…

高崎一郎氏(*)より、『平成疑問仮名遣』ISBN:4877382275く。高崎氏とは、pc-vanのorientというSIG*1で知り合った。 これほど、字音仮名遣に力を入れて書いてあるものは珍しいと思います。感想などはまた後で記します。 *1:東洋学関係の人が集まっていた。

id:higonosukeさんより頂いた古本襷はうまく纏められるでしょうか。ちょっと考えてみます。

昨日、頭痛気味でぼんやりした状態で、テレビを眺めていたら、ドラマで「『すさまじきものは宮仕え』って言うじゃないか」と言っていた。「言わん言わん」と突っ込んだが、ググって見ると、沢山ありますね。意図的に(洒落で)書いている人もありますが、「…

古本たすき

◎一ヶ月に通う頻度は少ない。考えてみるとブックオフ・ブックマーケット・古本市場・復活書房や小さな新古書店以外の古本屋に行くことは実に少ない。通勤途中のo書店は、店頭の210円均一を覗き込むぐらいだし、その近くの書店kは何故か行ったときには「すぐ…

昨日書いた、グレープ「交響楽」、やはり昨日のカラオケの字幕の歌詞は間違っていた。新潮文庫の『さだまさし 時のほとりで』で確認。「この身をまかせ」とあるべきなのが、「この身をまかせた」となっていたのだ。歌いにくかったし、意味もおかしい。Joy-so…

三省堂ぶっくれっと

2002年に休刊した三省堂のぶっくれっと(*)を、引っぱり出すが、151号が見当たらない。153号で休刊だから、比較的新しい号だ。それ以外にもポツポツと抜けている号がある。この手の本は、図書館で捨てられてしまうことも多いので、購読を始めた際に在庫の…

バスの回数カードを見て首をひねる。これは、5000円で5600円分使えるもので、私はいつも250円の区間に乗っている。残額が250円以下になった場合は、降車の際に運転手に申し出て、カードリ−ダーを操作してもらう。電車の改札のように、二枚重ねて自動で、とい…

川成洋『大学崩壊』宝島社新書 p15,p55に、谷沢永一『あぶくだま遊戯』を、「あぶくま遊戯」と。東北の地名と誤認したか。 p124に、「パブリッシュ・オア・ベーリッシュ」とBEになっている。p210ではPE。

カラオケ

研究会の後の懇親会、またその後に、カラオケに行くことになりました。 私が歌ったのは、 内山田洋とクールファイブ「ラストソング」 歌い出しは「誰か〜」ではありませんでした。「あなたを優しく」。でも、私が聞いていたのは、前奏部分でそれが歌入りであ…

好きな歌

音楽、というよりも、歌が好きな私です。歌の乗っていない音楽はなかなか覚えられません(区別がつきません)。かといって、ラップは、どうも苦手です*1。言葉がメロディーに乗っているのが好きなのだと思います。さて、id:higonosukeさんから、音楽について…

方言も面白いが文献も面白い

今日はお金が入ったので、早速、古書店に送金。今日は、「捨てる」にまつわる語をいろいろと眺めていたわけだが、「ほうる」という言葉は面白い。「ほかす」も関わってくるのだが。その後、太田為三郎『日本随筆索引』で、「ほかす」を見ると、入江昌喜『幽…