好みかも知れない

昨年末に読んだ、悠木まどかは神かもしれない (新潮文庫)作者: 竹内雄紀出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/11/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (12件) を見るが面白かったので、そして、本作の設定も面白そうに思ったので、オセロ●〇 (ハルキ文庫 …

お勧めです

どんくさいおかんがキレるみたいな。―方言が標準語になるまで (新潮文庫)作者: 松本修出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/04/27メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る

煩悩──「体験は状態をデキゴト化する」

定延利之氏の煩悩の文法―体験を語りたがる人びとの欲望が日本語の文法システムをゆさぶる話 (ちくま新書)作者: 定延利之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/07メディア: 新書購入: 2人 クリック: 95回この商品を含むブログ (29件) を見るを買う。 「あぶ…

かなづかい問題

かなづかい入門―歴史的仮名遣vs現代仮名遣 (平凡社新書)作者: 白石良夫出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2008/06/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 32回この商品を含むブログ (22件) を見るについて少しだけ。著者の「新仮名遣いで古典を」というようなこ…

神保町小説

配達される女 (集英社文庫)作者: 逢坂剛出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/04/21メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る神保町が舞台で、古書会館*1、さぼうるなどが出て来る。このあたりは、私にとって、東京で一番くわしいところだが、通りの…

未見だが

唱歌と国語 明治近代化の装置 (講談社選書メチエ)作者: 山東功出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/02/08メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 25回この商品を含むブログ (16件) を見る山東さんだったのか。だったら、早くみたい。 帯には…

「待望の復刊」

日本語の歴史別巻 (平凡社ライブラリー)作者: 亀井孝,山田俊雄,大藤時彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2008/01/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (6件) を見る解説は山田健三氏。 「言語史は復活されねばならぬ」と断じた編…

広辞苑の前に三国

三省堂国語辞典 小型版作者: 見坊豪紀,金田一春彦,柴田武,金田一京助,市川孝出版社/メーカー: 三省堂発売日: 2007/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (7件) を見る表紙や刊記に載っている編者は6人(うち4人は故人)、扉裏に…

道浦俊彦『スープのさめない距離 辞書に載らない言い回し56』小学館

isbn:9784093877428 お送りいただきました。著者の道浦氏は、「平成ことば事情」*1を書いておられるのですが、この本は、それとは別に書かれているようです。旺盛な執筆力に頭が下がります。 ただ、残念なのは、web上の発言(と思われるもの)を引用などして…

題名

オレとボク―戦地にて (中公文庫)作者: 池部良出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1995/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るアタシと私 (幻冬舎文庫)作者: 中山美穂出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1999/12メディア: 文庫この商品を含むブロ…

総まとめ

『日本語の歴史7世界の中の日本語』日本語の歴史〈7〉世界のなかの日本語 (平凡社ライブラリー)作者: 亀井孝,山田俊雄,大藤時彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/11メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る七巻までの索引つき…

どこで

『東京人』が、大江戸出版繁盛記とかいう特集で、中野三敏先生も登場しているらしい。 どこで買えばいいのだろう。http://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin.html 直接注文もできるみたいだが。

漢字

『新潮日本語漢字辞典』を購入。解説文等がないのには驚いた。きっとあると思っていたのに。 外篇的な書が出るか? 類書 日本語のための漢字辞典を標榜したものとしては、岩波漢語辞典、ハルペン・ジャックの漢英辞典が思い出される。熟字訓等も含めて、訓読…

『日本語の歴史6新しい国語への歩み』

http://sakuin.g.hatena.ne.jp/kuzan/20070325 ライブラリー版の第6巻の解説は安田敏朗氏。 http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=76_623

立ち読み

英語学習7つの誤解 (生活人新書)作者: 大津由紀雄出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2007/08メディア: 新書購入: 7人 クリック: 52回この商品を含むブログ (10件) を見る知らるべし、巷説のまやかし。 しかしNHK出版がねぇ、とも思う。

懐中漢語字引大全

手持ち本のメモ。 近代デジタルライブラリーと比べて、見返し欠だが、これは破れたものか。 巻末の広告も4丁多い。「懐中日用便利」「公私便利」「懐中二書便利」「便利以呂波字引」「懐中三書便利」「刑法」「治罪法」「刑法治罪法合巻」「木材尺〆仕出便…

フタバ書店の並べ方

フタバ書店という書店に入ったら*、壁紙に本の写真が貼ってあるのがまず目に付いたが、次に気づいたのが本の並べ方。右から左に並べてある。古風だ。文庫コーナーだけかと思ったが、子供に聞くと、漫画のコーナーもそうだったとのこと。この話は、先週土曜…

知らざっし

山田孝雄/新村出 (近代浪漫派文庫)作者: 山田孝雄,新村出出版社/メーカー: 新学社発売日: 2006/11メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るこんな本が出ていたとは知らなかった。 山田孝雄の「俳諧語談」抄、と新村出「南蛮記」抄、と…

蔵書点検

近くで行われていた堀晃氏のお話を聞きに行き**、その影響で帰宅して本を探す。ハヤカワ文庫JAの100あたりまでは全部あるはずで*、それを置いているあたりを探す。 光瀬龍「無の障壁」は、そのまま『無の障壁』ハヤカワ文庫JA109だ。 石原藤夫「時間と空…

日本語の歴史

「日本語の歴史」シリーズの5、日本語の歴史〈5〉近代語の流れ (平凡社ライブラリー)作者: 亀井孝,山田俊雄,大藤時彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/07/01メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (6件) を見る「近代語の流れ」。時代は…

文庫本にならないか

『近世的表現』か『戯作論』か。いずれにせよ、中村幸彦先生の本が一冊も文庫本になっていないのは残念。中公か岩波か。岩波なら『近世文芸思潮攷』かな。角川文庫で『戯作論 (1966年)』、というのは、まあないだろう。

万葉集注釈など

届いた万葉集注釈は17冊ではなく18冊だった。つまり2冊欠。1800円なり。今日買った、今月の岩波文学「《特集》文学と学問の間 近世文学」と、ほぼ同じ値段だ。 古びと仕様 あしび文庫さんの慨嘆を読んで、数年前に、たぶん巨大掲示板で見たと思うのだが…

経典余師の本だったのか

http://www.sankei.co.jp/books/shohyo/070430/sho070430004.htmこれは買わねば。江戸の読書熱―自学する読者と書籍流通 (平凡社選書 227)作者: 鈴木俊幸出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/02/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブ…

日本語の歴史シリーズの、日本語の歴史〈4〉移りゆく古代語 (平凡社ライブラリー)作者: 亀井孝,山田俊雄,大藤時彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/05/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見るが届く。解説は米井力…

立ち読み

江戸狂者傳作者: 中野三敏出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/03メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見るを立ち読みしたら、増穂残口の捨てられかけた墓石の話が、新たな落ち着き先まで含めて書いてありました。 江戸狂者…

拝見

某氏に、『彷書月刊』の辞書特集号を見せていただく。境田稔信氏*1と飛田良文氏の対談は、割り台詞的に辞書史を説明している様子が、面白く思えた。「よめぬ字の早く読める本なり」は、目で見る明治の辞書作者: 惣郷正明出版社/メーカー: 辞典協会発売日: 19…

拝受

まだ、amazonには登録されていないようですが*1、 http://www.osaka-up.or.jp/books/ISBN978-4-87259-235-1.html 荒木浩『日本文学 二重の顔 〈成る〉ことの詩学へ』を頂戴いたしました。 早速拝読したのですが、大変おもしろいです。 さまざまなテキストを…

新刊? 近刊?

中野三敏先生の『近代蔵書印譜』の5が出たと聞いたのだが、amazonではまだヒットしない。亀井孝氏の印もはいっているらしい。「李莽湖」とかいうのもあるのだろうか。

別巻

平凡社ライブラリの『日本語の歴史3』ISBN:4582766072で、解説は誰だろうと手に取ると、高山倫明さんだった。別巻の『言語史研究入門』にも触れている。 この別巻、刊行予定にはまだ入らないのだろうか。今後の解説者陣を予想してみると、二人ぐらい思いつ…

楽しき読書

読書の楽しみ。なんとなく自分がモヤモヤと考えていたようなことを、こうだ、と示してくれる。それを旨く表すことが出来なかった自分が悔しい気がするけれども、示してくれたことがうれしい。しかし、そこからもう一段階上のことを示してくれる。このあたり…