晩鮭亭日常 06-28 ビニールカバーに歴史あり。を読みました。

中公新書のつや消しビニールカバーですが、モノによっては縮んでしまって、中の紙表紙が反ってしまうことがあって困ります。古さだけではなく、保存状態にもよるのでしょうが。

私は、愛書家ではないので、本を反らせてしまうビニールカバーは、すぐに外して捨ててしまいます。文字が書いているわけでもないし。

また、透明ビニールカバーも、今後、反ってくることがあるのか気になります。(すでに反ったのもあったかも。)

私が最初に買った中公新書は、福田紀一『おやじの国史と息子の日本史』かな。著者の名は、小松左京の『日本アパッチ族』で出てくる「木田福一」の名前のヒントである、ということで覚えていて、高校日本史の試験勉強から逃避したくて買ったものです。

中公新書よりは講談社現代新書の方を、よく買っていました。

講談社現代新書の、ビニールカバーもありました。これは古本でしか買っていませんが。紙表紙は赤っぽい色で、その上に、つや消しというか、しわしわの(というと変ですが)カバーが掛かっています。これは、中公新書のビニールカバーよりもゆったりしている感じで、縮んでもあまり紙表紙を反らせていないようです。あるいは縮んではなくて緩んでいるのでしょうか。

岩波新書は、
 パラフィン→裸→紙カバー
ですかね。

夜の追記

三省堂新書、紀伊國屋新書も、もしゃもしゃビニールカバーを使ってました。

クセジュは、
 パラフィン→ビニールカバー→紙カバー
のようです。

写真は、講談社現代新書の旧タイプ。左の二冊がカバー欠。あとはモシャモシャカバー付き(『日本文学と風土』はカバーが破れている)。
前野直彬『漢文入門』
波多野完治『新文章入門』
鐘ヶ江信光『中国語のすすめ』
長谷章久『日本文学と風土』
金田一京助『私の歩いて来た道』
入谷敏男『ことばと人間関係』
藤原与一『ことばの生活のために』