書店名

先週の和洋会で買った本にもあったし、書物奉行さんのところでも出てきた「玊睛《きゅうせい》」。「玊」は「玊人」という熟語でしか聞いたことがなく、玉削り職人と認識していたので。「玊睛」は「ひとみをたまけずる」という意味なのかと思って、辞書を引くが、大漢和では、「玊」(M20822)だけで「たまのさいく人」のようで、「玊人」という熟語は見えない。「きずのあるたま」の意味ではなさそうだから、「ひとみをつくる人」というような意味で使っているのだろうか。