授業料

ハイキングの行き帰りに、チケットショップで購入した昼得切符を活用できたのは小さな喜びであった。大阪京都間は、私鉄との競合で安くなっているのだが、大阪京都間を独立した切符にしないと安くならない。大阪で一度降りて切符を買い直し、京都で一度降りて切符を買い直す、ということをすれば安くなる運賃システムなのだが*1、そうしなくても、大阪京都間の回数券を持っていればよい。何度も乗ることのない私などは、チケットショップで買うわけである。某駅−大阪間の昼得切符は210円で、大阪−京都間の昼得切符は310円だったかな。通しの切符を買うよりも、ほぼ四割引となる。念の為に書くが、昼得切符は、土日の場合、夜でも使える。


さて、懇親会前後の会話で、最終に乗り遅れてタクシーを利用する話をした。授業料だなどという評も出た。

帰りの電車内で、私の乗る最終バスは、日曜は早いが、土曜日は深夜バスはないもののそれを除けば平日なみ、と説明したりした。電車を降り、バス停に行き、時刻を見ると、ちょうど最終バスの五分弱前と見た。ちょっと並んでいる人が少なめだな、と思いながらも並んでいる。しばらくすると、バス会社の人らしき人が、「最終バスはもう出ました!」と言っている。バカなと思い、時計を見る。早発したわけではなかろうし、私の時計が狂っているのだろうか、と思う。今日は電話を持って行くのを忘れてしまい、ICレコーダーが時計代わりなので、ちゃんと合っていなかったのか、と首をひねりながらタクシー乗り場に行く。
ちょっと待たされるが、タクシーに乗り、運転手さんと話していて気付いた。今日は土曜日だけれど祭日だった。うーん、昼や夜に昭和天皇の誕生日だ、という話をしたのに、口惜しい。

*1:大阪−京都540円、京都−稲荷140円で大阪−稲荷820円だから京都で改札を出ると140円安くなる。なお某駅−稲荷1110円、某駅−大阪320円だから、大阪で改札を出て京都で改札を出ても10円しか安くならないのだった。某駅−京都も1110円なので京都駅でだけ改札を出ると却って損だ。