無理だ

日本書房の『古典・近代資料目録』6号が届く。誘いかけてくる本が多く、自分がどれを選んで買うべきか悩み、選びきれずに目録を閉じる。
でも、あれだけは買って置かねばなるまいか。

文雄『韻鏡律正』は、『国書総目録』で、伝存書なし、ということになっているので高値が付いているのだろうが、慶應大学に一本があり、紙焼きを持っているので、そこまでの額を払う気にはならない。ただ、気になるのが、かつてこの写本を持っていると聞いたのが某先生であり、これが、その某先生の旧蔵書だったら、とも思うのだ。