めぐれる?

京都は遠い。今日はお仕事だった。明日は会議がないようなので行けるか、と思ったが、金がないような気がする。でも行くだけ行くか。


大阪古書会館からの箱を開く。昨日は見る余裕がなかった。あんまり面白いのを買っていないような気がしてしまう。昔高かったものの安さに目を奪われてしまったようにも思う。
たとえば柳田国男集などは、100円だからといって三冊(29,30,31)も拾わなくてもよかったのではないか。中央公論の『叢書日本語の世界』の後の方の巻は、以前買わないことに決めたのだから、いくら100円だって三冊も……
芦田均日記*1の端本なんて、いくら100円だから……
いや、こういう、非文筆業の人の書いたものというのは、ちょっと言葉が違うかも知れないと思い、拾ってしまう*2

神田伯山の『清水次郎長伝』*3、つい1500円も出して買ってしまった。なんで買ってしまったのだろう、と思う。いや、安いと思うのだけれども、一冊だけ持っててもしかたないように思う。

*1:NDLで一部画像公開

*2:対談集とかシナリオとかを拾うのも、口語性の高さに期待すると言うよりも、小説類と言葉が違う、ということに期待している面が大きい。対談集は、若い頃からなんとなく好きだったのだが。

*3:これと似ている