「無言の帰国」補足

http://twitter.com/kuzan/statuses/904043252
について。
道浦俊彦『スープのさめない距離』小学館isbn:9784093877428

戦時中に「無言の凱旋」がある、というのが、道浦氏の引く、NHK放送文化研究所
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/kotoba_qq_99050101.html
情報。
「昭和大雑誌・戦中篇」などで用例が拾える。


「無言の帰国」に1965年の朝日新聞での用例がある、というのは道浦氏の情報。
ISBN:4-4801062327:detail:small
のp149にみえるのは、当時のじゃなくて、この本の時点のものなのだろう。


「無言の帰還」というのもある。『昭和万葉集』7の見出しに見える。


「無言の帰宅」もある。

さらに補

「無言の凱旋」は、岸田国士「暖流」に、「いわゆる」付きで。


「無言の対面」もある。(「暖流」にではなく一般的な話)


「声なき(凱旋|帰国|帰還)」は、あんまり見つけられない。『妹たちのかがり火』3のp270に「声なき帰還」を拾った程度。