来たるべきパブリックドメインデイに向けて7・三宅襄(能楽)
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書籍
三宅襄『能楽入門』角川文庫
昭和三十年十一月五日 初版発行
昭和三十三年九月二十日 三版発行
解説は削除せねば、と思ったら、なんと米川正夫でしたので、解説も残しての公開予定です。
ちょっと、米山正夫(作曲家。1985年歿)と勘違いしてないか、と思いましたが、やはり米川正夫でした。同名異人ではないかとも思いましたが、
外語を卒業して旭川師團で語學教師をした時、同僚の一人が寳生流を大分やつてゐたので、筆者も勸められて、お義理にまづ『熊野』を習ひはじめた。
とあるので、1965年歿のロシヤ文学翻訳者に違いないわけです。
解説中に、
三宅氏は藥學專門學校を出ながら、全く畑ちがひの能樂研究家・評論家として大成し、目下能樂協會の書記長を勤めてゐられる。
とあります。