古本から
古い本を開いてみたら、
廻転する宇宙−−という一節が目に付きました。さて、これは何の詩だろう、と思いました。ネットが、インターネットでないことは確かですが、なんでしょう。
ネットの上に、無限の空間に
友情と敵意が交錯する。
本は、土岐善麿『紫煙身辺記』(昭和12.1.10 書物展望社(齋藤昌三))です。
題は「感傷遊戯」。これだけでも、まだなんのことか分かりませんが、副題が「コートにおける小さな詩篇」。「ボール」とか「打つ」とか見えますので、テニスなのでしょう。
そういえば、一昨日、軟式庭球のことを「ソフテー」と言っている学生さんが居ました。この「ソフテー」が、「ソフトテニス」の略である「ソフテ」が伸びたものなのか、「ソフト庭球」の略「ソフ庭」であるのか、両説がありました。私は「ソフテ」が伸びたんだろうと思いました。(私たちの世代は「軟庭」と呼んでいました。)