今日は頭痛気味で結局バファリンを飲むことに。横になってテレビ映画を眺めている時に、思い出した。私が映画が苦手な理由をだ。

人の顔が分からない。同定できないのだ。文脈に支えられなければ分からないことが多い。「おやこんなところで」などと出てこられると分からないのだ。「おや、○○さん」と、無粋でも人名を呼んでくれないと。あるいは何時も同じ服を着ているとか。
これは邦画でも洋画でも。

また、これは実生活でもそうなのだが、ひょんなところで知人らしき人を見かけた場合、まず、こちらから声をかけることはしない。たとえばやや遠くの古本屋などで会った場合でも、それらしい本を手に取っているようでなければ、知人だという確信は持てない。

中学生の頃、知人かどうか確認しようとみていたら、「きさま、ガンつけとろうが」と因縁をつけられた経験もあり、こわい、ということもある。