学会

 今日から学会だが、自宅から行ける学会は、今ひとつどっぷりと学問世界に浸りきれない*1

 そんなことではいけないとばかりに、午前中に家を出て、まず大阪古書会館に向かう。学会と言えば、古本めぐりがつきものなのだ。

 大阪古書会館には、今日初めて行く。百円の雑本と五百円の和装本を中心にあさる。広文庫が百円本の中に五冊ばかりあるのを見て驚く。これは揃いで持っているので買わないが、いろいろと、なんでこんなものまで買ってしまうのだろうと思いながら、拾い続ける。百円で面白そうなものは何でも拾う、ということでやっていたら、キリがないのだが、何を買わずに我慢するか、と考えるのが面倒である。

和装本の山では、端本だから見送ろうと思ったもののツレが後から出てきて、また山を掘り起こす、などということをやって時間を使う。

今日のはサブカルチャー中心ということで、漫画本も沢山あったが、これは見ない。これ以上、関心のあるジャンルを増やさないようにしないと大変だ。

なんだかんだと買ってしまって、重くなったので*2、送ってもらうことにしたので、今手許にないのが寂しい。着払いなので、職場あてではなく自宅あてにした。沢山買ったものだと家人に呆れられることだろう。

行くときは谷町六丁目で降りたが、帰りは谷町四丁目から。梅田(東梅田)までと野田阪神までがともに230円なのを見て、野田阪神から元町まで行き、神戸山手短大に行こうと思った。それで中央線に乗るが、車中でプログラムを確認すると、山手短大よりも、まずは甲南大学に行った方がよさそうだと予定を変更、本町で乗り替えて梅田へ。ちょっと遠回りをしてしまった。

 岡本で降りるが、あまり昼食に適当なところがない。とりあえず会場に行き、あとで山手短大に回るときにでも食べようと思う。

 ところが発表を聞いている内に疲れが出てきて、このまま甲南大学に居続けることにする。発表を最後まで聞くと、懇親会の参加者が少ないという話があったので、出ることにする。しかし、結構人は多かった。食べ物は、余るほどにはなく、空腹感を残したまま帰路につく。

 知人が元町に泊まるというので、阪急よりはJRがよいと勧め、摂津本山の近くまで一緒に歩き、私は復活書房へ。午前中あれだけ買ったのに、まだ物足りないか、と我ながら思うのだが、買った本を持ち歩いていないのでそうなるのだろうか。そこでも1000円分購入。こんなのを買うぐらいなら、朝、あれを買っておけばよかった、などとも思うが、これは仕方がない。

腹は減るが、蕎麦を食べる金が惜しく、そのまま帰宅。

明日は、10:00から、やはり甲南大学へ行く予定。

*1:会場までの移動に時間が掛かるのも面倒だ。

*2:学会会場に向けて移動しなければならない。十三あたりのコインロッカーに入れて、とも考えたが