Vzエディターライクなペースト
まえ、書いた、Vzのようなのが欲しいというのは、たとえば、
33333
11111
22222
というような文字列があるとする。
- まず、1のある列にカーソルを合わせておいて、CTRL+Yでその列が削除される。
- 次に、2のある列にカーソルを合わせておいて、CTRL+Yでその列が削除される。
- 更に、3のある列にカーソルを合わせておいて、CTRL+Yでその列が削除される。
ここまでなら、キーの定義をどうするかは別にして、大抵のエディターでも出来る。問題はこのあと。
- 任意の箇所にカーソルを置き、そこでCTRL+Jを押すと、直前にCTRL+Yで消していた行がペーストされる。つまり33333↓。
- 次に、CTRL+Jを押すと、22222↓。*1
- 次に、CTRL+Jを押すと、11111↓。
これが、ちょっとした行の並べ替えにとても便利だった。貼り付けた後、カーソルは次の行ではなく、その行に残るので、上記の作業で、
11111
22222
33333
と並ぶのだ。
XPになって、コマンドプロンプトで、Vzがちゃんとは動かなくなって悲しい思いをしている。Windows98では動いていたのに。
私の知っているエディターでは、上記の33333↓を出すところまでは出来るのだが、その後が難しい。普通のクリップボードでは出来ないのは分かるが、エディターで装備しているのがないものか、と思っていた。
Qxエディター関連の、Qtclipというtoolは*2、これが出来そうに思っていたが、何となく、使わずに来た。しかし、マニュアルをみると望みのことが書いてあるではないか。ただし、貼り付けと繰り上げを同時にするのではなく、貼り付けた後、繰り上げをせねばならないのだが、繰り上げのためのホットキーがあるというわけ。
ちょっと、使ってみることにするのである。マクロで、貼り付け+繰り上げを一つのキーにすれば良さそうだ。
うーむ、エディターのマクロでは呼び出せない。また、貼り付けた後、カーソルが下に行ってしまうから、Vzの時のように、並んでくれない。
*1:つまり先ほど33333↓をペーストした時点で、33333↓は消えて、次の文字列22222↓が繰り上がっているわけだ。繰り上がらないようにすることも出来て、その場合は、CTRL+KCだった。