ふりがな

週間ニュースのテレビに映し出された皇統譜らしきものには、カタカナで振り仮名が付してあった。あれはセレモニー用で、あれとは別に、戸籍に相当するものがあるのだろうか。


戸籍にはもちろん振り仮名はつけられていない。免許証には、かつて変なカタカナが付されていたことがあるが、あれは多分、漢字に対応する仮名文字列(2文字)が一つ用意されていたのだろう。

ともあれ、日本人の個人識別は、漢字文字列で行われることになっている。ところが、パスポートは例外で、これには漢字表記がない。サイン欄に漢字で書かなければ、免許証等と同一人物であるのかを示すことができるのは顔写真だけ、ということになる。