高円寺へ
千葉駅近くに泊った。
夜中頭痛で、薬も忘れてきた、ということに気づき悔やむが、朝には治っていてよかった。西部古書会館へ行こう。
晴れていたら、千葉マリン球場に心惹かれたかもしれないが、台風だ。
新幹線
東京行きの快速があったのでそれに乗る。
東京駅で、台風の影響で新幹線が動いていないことを知る。
ゆっくりと巡らねばならない。コインロッカーに荷物を入れる。
快速
東京駅からも快速だったのにぼんやりしていて、荻窪まで行ってしまったので、「ささま」に行くことにして、精算しようとするが、千葉からは高円寺も荻窪も同じ運賃とのことで精算の必要なし。
雨なので、店頭の品数は少ないようだが、店内にも100円棚がある。
『市銀連歌集』という本があり、どういう連歌集なのかと思って本を開いたら、「市銀連」の歌本だった。「市銀連の歌」の他に、いくつかの銀行の組合歌が載っている。それら数曲の他はよくある歌集だけれど、せっかく手に取ったことだし、105円だし、買う。
大久保忠利『ことばの技術』河出新書68は、持ってるかもしれないが持っていないかもしれない。105円
他に105円本を数冊と、315円本を一冊。
高円寺
疲れている。足がガクガクする。
『学士会百年史』、500円ぐらいまで安くしてくれたら手元に置いておくんだけどね、と思い、開いてみると300円。重たいけれど、買う。少しでも軽くするために箱を捨てたい気分。
いわゆる「旧全集」、小学館の日本古典文学全集が、49冊で5000円、という値段で売っていた。箱付き。二冊欠、ということだが、一冊あたり100円か。
先日読んだ、『三度のメシより古本』に、旧大系が邪魔者扱い、と書いてあったのを思い出した。
東京駅
3時過ぎに東京駅に戻ると、運休の案内放送は聞こえなかったので、安心してロッカーから荷物を出し、新幹線改札口へ行く。ところが、まだ運休とのことでショックを受ける。
高円寺から23区内の新宿までしか買っていなかったが、精算して外に出て、八重洲地下街にあるという博多うどんを食べに行くことにする。
ごぼ天うどんひとつ。たしかにこれは、博多うどんのつゆ。
ゆっくりと食べ終わり、古書館か大書店に行こうかとも思うが、足が重くて、元気がない。
改札に行くと、無事、運転が再開されている。意外に混んでいない。