ソーキの補

一昨日書いた、ソーキのことだが、送っておいて今日届いた箱の中に、沖縄雑学倶楽部『沖縄おもしろ方言事典』創光出版1989というのがあり*1、それに語源説が書いてあった。

「そほき」であるというのである。「そほき」の言海の語釈。

そほき(名) 歴草 和名抄牛馬の体の条に「曽保岐、俗云曽布岐」とあり、新撰字鏡、骨部に、「腹傍空処、曽保支」とある是ならむか、或云、馬の胸前、草を排きて行く所を草分《くさわき》といふ、歴草、或は是れならむと。

http://kindai.ndl.go.jp/BIImgFrame.php?JP_NUM=55008098&VOL_NUM=00000&KOMA=363&ITYPE=0


意味は近いが、この語形では、ソーキになるまい。「スーチ」か「スフチ」だろう。

*1:200円で購入。