メモ

近代の会話文の符号といえば、

大熊智子「引用符を用いた会話文表記の成立」1995/09
東京女子大学日本文学84

だが、

亀井秀雄「文体の中の記号」1993
岩波文学 季刊4-1


もある。

亀井1993の引く、尾崎紅葉「文盲手引草」は全集の十巻に収録された(p72-80)が、山本正秀『近代文体形成史料 発生篇』桜楓社にも収録されている。この資料集には、他にも句読法関係のものが収められている。


句読法全体に目を広げれば、大熊1995も引く、杉本つとむ『語彙と句読法』(桜楓社)所収の諸論があるが、有精堂の論集日本語研究『現代語』isbn:464030515Xいる、勝本清一郎「近代日本文学の曙」もあった。

http://mpcp.hp.infoseek.co.jp/tebikigusa/
ありがたや。
角川の近代文学大系にも

尾崎紅葉 (明治の文学)

尾崎紅葉 (明治の文学)

にも入っていたのですね。

また、
http://y-kyorochann.at.webry.info/200709/article_1.html
も。