電気ブラシ

浅草殺人風景 (徳間文庫)

浅草殺人風景 (徳間文庫)

「私ね、小さいころ、この電気ブランのことを、電気ブラシって読み違えしててね。なんで、バーでブラシなんか売ってるのかと不思議に思ったわ」(p91)

私も、かつて読み違えてた。酒の名だと知ってて読み違えたので、ブラシ状の電気ミキサーをコップに突込んで撹拌するのかと思ったのだった。ひょっとしたら、そこでバチバチっと火花を散らせたりして、と。

「ブランデー」のことも書いてあったと思うのだが、それでも、ブラシと読んでしまったのだった。
ちょっと「お絵かき」を使ってみました。


そういえば、

雑踏の社会学 (ちくま文庫)

雑踏の社会学 (ちくま文庫)

この本の表紙に「電気ブラン」の文字が見えるのだが、この大きさでは見えないですね。
時計の右横の紙片、「電氣ブラン オンザロック 250」