先程、「出てこない」と書いたのだが、書いた途端に出て来るのが面白い。


数研出版の『日本文学辞典』*。新書サイズ(433頁)の受験用ではあるのだが、錚々たるメンバーの執筆。京都の人たちが多い。
泉井久之助遠藤嘉基後藤丹治清水泰田中重太郎中島健蔵中村幸彦野間光辰久松潜一吉田精一宮嶋弘
国語学関係は、遠藤嘉基(京大)、宮嶋弘(立命館)、と言語学泉井久之助が執筆している。

執筆者紹介が結構詳しいのだが、宮嶋弘氏は、「幼少のころより易占に深い関心を示し、霊界の研究書などにも知識が深い」ということまで書いてある。

昭和37.3.1発行。 昭和42.2.1 第7刷発行

森進一の「盛り場ブルース」をカーラジオで聴いた。「港町ブルース」と同様に、全国めぐり。


東京は、「銀座・赤坂・六本木」。後の、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド「カッコマン・ブギ」*1は、「銀座・原宿・六本木」だったのを思い出す。


大阪は「ミナミ・曾根崎・北新地」。


博多は、「中州・天神……」と来た。次は何だろうと思ったが、「柳橋」といっているようだ。盛り場だったかな。まあ、五拍の適当な地名がないのかな。「西中洲」というわけにもいかないし。

博多駅から、六本松へバスで向かうと、渡辺通一丁目の一つ前が、「柳橋連合市場前」だった。柳橋の連合市場の前なのだが、西鉄バスの録音アナウンスは、柳橋連合の市場前と聞こえるアクセントで言っていた。

柳町」と言っているのかも知れない。遊郭があったところのようだが、「清川」というのは、そのあたりなのかな。

*1:港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」のA面ではなかったっけ。そのようだ。作詞は「アメリカ橋」の奥山てるのぶだったのか。「〜ジャン」が使われる歌。1975年。

そういえば、昨日の日本代表対巨人戦のテレビ中継で、去年ロッテが強かったという話になり、アナウンサーが、「交流戦を制し、パリーグを制し、日本シリーズアジアシリーズと負けなし。負けたのは開幕の楽天戦ぐらいではないか」などとおっしゃる。解説者もそれに同調している。

王監督を見ながらよくそんなことが言えるものだ、と思い、お蔭でテレビから離れることができた。