ブックオフでは

私も105円の本ばかり買うので、たまにエイヤとばかりに105円でない本を買うと、レジの店員さんから、「これは105円ではないですが……」と言われます。別に常連でない店でも。10冊の内、9冊が105円だったら、もう1冊も105円の積もりで持ってきているのかも知れない、という店員さんの懸念の表明なのでしょう。

それから、105円棚に、値札の貼ってない本がある場合、それをレジに持って行くのには、「まあ半額でも買うか」という勇気が必要なのですが、意外にそれが105円で計算されたりします。何か本を見て105円になるルールがあるのだろうか、と思いますが、なんなのでしょう。

「105円」と書きながら思い出したのは、サービス券のこと。あれは、内税表示になってから価値が下がったわけだ。外税時代には、課税前に引いてくれたから、100円のサービス券は105円分の、50円のサービス券には53円の価値があったわけだが*1、内税になってからは、100円券は100円分の価値しか無くなってしまった。実質値上げだ!

それから、105円コーナーで105円でない本を見つけたとき、どうすべきか悩む。そのまま棚に戻してよいものか。素直に棚に戻さず、わざと寝かせておいたりしようかな、と思うこともある。本来の位置に戻しにゆくのは面倒だし。105円棚に紛れている高値本は、高値本コーナーで見つけた本を105円棚に置いて行く客が居るのだろう。

そうそう、ブックオフの本は栞が挟まっていないことが多いので、あとで困ることがある。立ち読みで面白い記述を見つけて「買うぞ」と籠に放り込む。ところが後でその箇所を探してもなかなか見つからなかったり、なぜこの本を買ったのか分からなかったりする*2。ある時、目についた箇所のページの端をこっそりと小さく(5mm弱)折り込んだのだが、レジで105円ではない本の存在を知らされる。チェックしてなかったのだ。「だったら結構です」と言おうと思ったのだが、折り込んであるものだ。買わずに帰ると器物損壊になるかもしれないので、仕方なく買った。やはり精算前の商品は折り込むものではない。反省。

替え歌

新・読前読後で、いい本を教えていただきました。鳥越信『子どもの替え歌傑作集』(平凡社ライブラリー ISBN:4582765327)。

春歌にした替え歌は歌詞を集めたものがあると思うのですが(宴会のための本とか)、子供の替え歌は貴重ですね。

パロディには著作人格権・同一性保持権が絡んできますね。マッド・アマノがパロディ写真の裁判で、原写真の撮影者から訴えられて負けたことなどがあって、
出版社は出してくれないでしょう。

レインボーマン、私が聞いたのは「インドの山奥/でんでんかたつむ/リ○○のおならは/プー」でした。1972年5月、修学旅行のバスで級友が歌っていました。リ○○といえば、「どうにも止まらない」が流行っていた頃だったのかどうか。

*1:だから50円券が2枚ある時でも2枚は出さずに、次の機会に取っておいた。我ながらケチだ。

*2:実際、間違って本を買ったこともある。多分隣の本を抜いてしまったのだろう。