今日は子供をプラネタリウムに連れていった。プラネタリウムに行く、というのが夏休みの宿題の一つなのである。よい宿題だ、と思うが、プラネタリウムというやつ、星空だけを見せてくれればよいのに、必ずギリシア神話が出て来る。天文好きではなく、星座好きを育てたいのだろうか。
 今時のプラネタリウムは、さらにポケモンまで出て来る。一応、星の話らしいが辛い。大きな音だが寝てしまう。

 プラネタリウムで寝る、といえば、オダサクの『わが町』*1。これを読んだのは、福岡の玄学書房が箱崎の踏切近くに有った頃に、たしか三冊100円の文庫の残り一冊として角川文庫『わが町』を選んだことによるものだったが、読み始めてみると面白く、他の二冊よりもずっと印象に残ったのだった。

*1:青空文庫に収録