渋沢栄一の饒舌

昨日からの流れで、『昔夢会筆記』を、速記録の部分だけだが、流し読みした。慶喜公の「覚えない」の他に、目についたのが、渋沢栄一の饒舌ぶり。もう将軍様にしか止められない、という感じ。

『昔夢会筆記』で慶喜公に質問している史学者たちを読んで、近代史研究者たちは、「こんな風に昭和天皇に質問できたらなぁ」と夢想したりしたのではないかと思った。