ないことができる

先日*の「准教授」を文部科学省のページで調べたら、

大学には学長、教授、准教授、助教、助手及び事務職員を置かなければならない。ただし、教育研究上の組織編制として適切と認められる場合には、准教授、助教又は助手を置かないことができる。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/gijiroku/001/05061602/007_3.htm
というのがある。この「ないことができる」という法律的言い回しが、どうも落ち着かない。
私の感覚では「〜ないでおくことができる」というようにありたいところ。しかし、「置かないでおく」というのが、「見てみる」同様嫌われるかも知れない。
「置かずに済ますことが出来る」でもよい。
「ない」というのを積極的にしにくいからだろう。「なくす」ことや「なしですます」ことはできても、「ない」ことを「でかす」のはむずかしい。

ちなみに、「招へい教授」はこれなど。