2006-01-12から1日間の記事一覧

たちよみ

『文學界』、買おうかどうか迷いながら、筒井康隆「巨船ベラス・レトラス」をざっと眺める。『週刊文春』を立ち読みしたら、「お言葉ですが」で、イノマナリ問題*を扱っている。 前、書いたことでいけなかったのは、「井」と修した姓氏が、井上・井口・井田…

門司の関

文字の關まだ越えやらぬ旅人は道の奧をばいかで知るべきこれは、『印刷史』の序にも引かれる狩谷棭斎の歌だが*1、この歌は、小学をやらねば大学には至らぬ*2ということを含ませて、門司の関を越えないと〈みちのく〉へは行けない、とも読めるものになってい…