新潮文庫の品切れ調べ
波多野完治『文章心理学入門』『ことばと文章の心理学』
山崎浩一『なぜなにキーワード図鑑』
江國滋『日本語八ツ当り』
鈴木孝夫『ことばの社会学』『ことばの人間学』
福田恆存『私の国語教室』『増補版 私の国語教室』 中公文庫へ
新潮編集部『最新日本語読本』
石川九楊『書と文字は面白い』『現代作家100人の字』
高田宏『言葉の海へ』 岩波へ
丸谷才一『日本語のために』『桜もさよならも日本語』
森本哲郎『「私」のいる文章』『日本民族のふるさとを求めて』(大野晋解説)『日本語 根ほり葉ほり』
広瀬久美子『女の器量はことばしだい』
清水義範『パスティーシュと透明人間』
柳瀬尚紀『辞書はジョイスフル』
といったところが、2005年4月の目録に載っていない。
かなり驚いたのが、中村真一郎『文章読本』が載っていなかったこと。これは、近代口語文の発展のあとを見ることが出来るよい本で、ずっと発行され続けるもの(いわゆる「テーバン」)だと思っていました。
『新潮文庫全作品目録』ISBN:410740000X というのが出ていたのは忘れていました。CD-ROM付きですね。
【追記】
ドットブックになってますね*1。
『國語元年』『日本語八ツ当り』『言葉の海へ』『文章読本』『夜明けあと』『日本語のために』といったところ。
小林信彦『世界の喜劇人』630円
もあるんでした。
これらのドットブックは、オンデマンド版*では随分高いので(『世界の喜劇人』が\3,255)、お得感がありますが、あまり買う気になれません。
ドットブックは、岩波文庫や平凡社東洋文庫がたくさん入っているeBookJapan*のファイル形式*2よりはずっとよいと思うのですが、自由度が低いのです。すべて、著作権保護のためだということは分かっています。でも、文字列のコピーもできない設定にしてあるようだし印刷もできない*3、そんな霞のかかったような電子ファイルよりは紙の方がずっとよい。取り柄といえば場所を取らないことぐらいか。検索の便、というのもあるが、T-search*4はT-time5.5には付いていないのだろうか。