修《しゅう》

渋滞しなかったので、待ち合わせ時間にはちょっと間があると見て、古本市場にとびこみ、五分弱で105円の新書を二冊だけ購入したが、そのうちの一冊。

目次を眺めていたら、「裴璆《はいちん》」というのが目に留まった。「璆」と「ちん」を不審に思い、本文を見ると、「裴璆《はいきゆう》」になっているが、そのあたりだけ文字が太い*1
これは、最初「裴璆《はいちん》」としていたものを、あとから「裴璆《はいきゆう》」に刷り直した*2のだが、目次は直すのを忘れたのだな、と思い、刊記を見ると、第四刷だった。
その目で見ると、p47の鳥山喜一、p78,p85の「内蔵全成《くらのまたなり》」、p79の「内蔵賀満《くらのかまん》」も濃いようだ。

*1:p79,p95,p162,p163,p167,p196

*2:いわゆる「修」ですね。