著作権関連で産経新聞

知はうごく 文化の衝突 第1部 著作権攻防」。昨日まではビデオ関係だったが、今日の(3)は「誰のための延長なのか」。

宮沢賢治の弟の孫の談話。 「権利がフリーになると、人格と作品に関係なく使われてしまう。遺族や仲間で守るしかない」
青空文庫  署名運動には触れず
夏目房之介 延長反対
三田誠広 「桃栗三年柿八年」

三田氏の「例えば私の『僕って何』の構造は夏目漱石の『三四郎』と同じ。でも、だれもこれを盗作とはいわない。新たな作品を作る上で、著作権延長は何の妨げにもならない」という談話、一部分を取り出してきた新聞記事であるが、これだけを読むと、強引な一般化にしか読めない。「例えば」と切り出して、「何の〜ない」と結ぶのだから。

産経新聞は、どう考えているのだろう。どう考えて、三田氏のコメントを載せているのだろう。


web版がありました。web版の方が詳しいようです。
http://www.sankei.co.jp/culture/bunka/070128/bnk070128013.htm