著作権

切れ

今年末で著作権が切れ、青空文庫で来年早々に公開されるのは、 吉田甲子太郎 牧野富太郎 前田河広一郎 久生十蘭 羽志主水 神西清 小林一三 兼常清佐 犬田卯 というところのようだが、他に切れるのが、 尾上八郎(尾上柴舟) 片岡良一 杉浦正一郎 岩城準太郎 井…

『言語生活』432号

本棚からたまたま手に取った『言語生活』の一冊が「著作権 引用・パロディ」という特集だった(1987.11 通巻432*)。 「座談会 著作権と公共性―保護と開放のはざま」など、なかなか面白い。なだいなだの著作権不要論など。「子孫に美田を残さず」の話もある。 …

青空ビデオ

はてなにも貼れるGoogleVideoに転載されました。画質は落ちます。 http://video.google.com/videoplay?docid=-5227858200599764187

著作権関連で産経新聞

「知はうごく 文化の衝突 第1部 著作権攻防」。昨日まではビデオ関係だったが、今日の(3)は「誰のための延長なのか」。宮沢賢治の弟の孫の談話。 「権利がフリーになると、人格と作品に関係なく使われてしまう。遺族や仲間で守るしかない」 青空文庫 署名運…

そういえば新聞

新聞に署名記事が増えたのは、少しでも著作権保護期間を長くするため、という側面もある? 無記名だと公表後50年だが、個人だと死後50年になる。でも、業務としてやったものだろうから記者個人に著作権は発生しない、ということになる気がする。

動画

著作権保護期間の延長問題を考える国民会議 http://thinkcopyright.org/resume.html 第一部も含めた本格動画キタ。 私の環境では、このページを開いたら四つの動画が同時に開始してびっくり。あわてて三つを止める。 著作権関係でここに跳んでこられた方は、…

著作権保護期間延長反対

日弁連が反対の意見書を出したそうだ*1。日弁連って、すべての弁護士が入っているわけですから、出版社などと契約している弁護士さんも入っているのですよね。よく、ここまで踏み込んだと思います。 あるところで、「意見書」を見せていただいたのですが、「…

著作人格権

昨日は、「子孫が」と書いたけれど、子孫じゃなくても、これは著作者人格権を侵している、と思った人が誰でも訴えることが出来る、というのの方がよいか。よくわからないが、子孫だけがその著作物の尊厳を守る権利を受け継ぐ、というのは、ピンと来ない。 私…

孫の代まで

そんなにあれだったら、子供と共同著作名義にしたらどうだ。そしたら、子供の死後50年にまで伸びますぜ。孫が生まれたら、孫も共同著作者にどうぞ。 子供がいないから、延長を認めないんだろうって? 子供がいなくたって*1、養子を取ったり、著作権を売った…

著作権延長のアンケートがこちらでも

http://q.hatena.ne.jp/1165933524 が終了したが、http://e-words.jp/p/s-poll20061217.html こちらでもやっている。国民会議云々ではないが。 投票はトップページから。23日まで。

聴取中

著作権保護期間の延長問題を考える国民会議暫定版がアップロードされたので、聞いています。 http://thinkcopyright.org/resume.html そういえば疑問 この問題についてのblogを眺めている中で、古くは「死後35年」という記述を数ヶ所で目にした。 私が知って…

昨日のを聞き返したい

著作権保護期間の延長問題を考える国民会議 昨日、聞けなかった部分を聞き返したい。 画像付きで公開されるのだろうか。聞いた部分でも、誰が発言しているのか分からないところもあったし*1。 二三日後に公開されるようだ。 継承者の行方不明について。 「簡…

ネット中継始まってる

著作権保護期間の延長問題を考える国民会議 朝見たときは、書いてなかったのですが。http://thinkcopyright.org/resume.htmlチャットもやっているのか。 途中から聞く。 青空文庫に入れることが目的ではなくて、公有物になることが目的だ、という富田さんの…

複製・版面権

リーダーズダイジェスト*1による書籍の複製についての、版元*2からの訴えは和解となっているから、判例にはなっていないのか。 装釘者の権利を認めるだけで、版面権等、出版社の権利については認めてなかったと思う。 今後、仮に、版面権が認められるにして…

団体名義の著作物

ふと気づけば、『国語学辞典』*が出たのは1955年で、団体名義の著作物としては著作権が切れている。中身の項目は、執筆者個人に著作権があるだろうから、それは一部の人*1を除いてまだ切れては居ない。項目一覧だとか索引だとか参考文献だとかは作成者の明…

団体名義の著作権

近代デジタルライブラリーの著作権処理は随分細かいなぁと思っていた。 誰だかわからないような変名と思われる名で序文を書いている人についても、文化庁の裁定を受けている。 序文を削除して本文だけ公開、というようなことはしない方針のようだ。 一冊が、…

戦時加算

著作権の戦時加算は、多くの場合、五月下旬に切れる。3794日が、10年と五ヶ月弱だからだ。 今年は、1945年没のアンリ・マスペロの著作権が、敗戦国・日本で著作権ぎれ、となる。本国フランスでは、アメリカ同様、死後70年であり、あと10年近く続く。このあた…