報道ステーションで、学校の遊具の支柱である丸太が折れたというニュースをやっていたのだが*、その中で、丸太の外側の白い部分と、内側の赤い部分を、「しらた・あかた」と呼んでいた。
『日本国語大辞典』によると、「しらた」の方は、日葡辞書にも見えるなど古くからあるようだが、「←→赤身」と見え、「あかた」は一般的でないように見える。「あかた」の方を引いてみると方言扱いで各地に散在している。「しらた」という言い方があるので、「赤身」を「あかた」と呼ぶのは多元的に発生しそうであるが、文献に載らない言い方だから方言扱いなのだろうか。