サーターアンダーギーの、サーターは砂糖に、アンダーギーは油揚げに相当するわけだが、砂糖は、歴史的仮名遣いで「サタウ」であるので、母音対応だけを考えれば、那覇でも「サトー」であっておかしくはない*1。これが、「サーター」になったのは何故だろう*2。アウ>オーの音韻変化が完了した後に、持ち込まれたとか。
アンダーギーがアブラアゲに相当するというのは、アンダがアブラに、アギがアゲに対応するということで。話は比較的簡単だ。アゲ:アギは母音対応だけで解決。アブラ:アンダは、ブに鼻音的要素を見ておく必要がありそう。
補
「天道」がティダとなっている*3 のも、タウがトーではなくタになっている例だ。