新潮文庫のイアン・アーシー『怪しい日本語研究室』ISBN:4101062218。タイトルや、裏表紙に書かれた文章から想像したものとは違って、しっかりした本だった。

 つまり、ありがちな、日本人の使っている外来語(英語由来のもの)は、こんなに「本来の意味」からずれていますよ、とか、日本語はこんなに曖昧ですよ、とかいう本だろうと思ったのが、全く逆だったということ。