高校国語教科書

『精選 国語総合 現代文編』筑摩書房 2006.1.20（2002.2.10検定済）の、田中克彦「言語は創造する」は、「本教科書のために書き下ろされたものである」。ピジン・クレオール等の話。

　清岡卓行「失われた両腕」は、私が高校の時（さんじゅーねんまえ）の教科書にも載っていたと思う。安部公房「棒」も。「羅生門」はどうだったかなぁ。

そういえば、以前、文庫総合目録というのがあって、それには、各社国語教科書に載せられているもののリストがあり、それの文庫収録作品が分かるようになっていたと思うが、文庫総合目録って、いつ頃まで出ていたのだろうか。

上記の教科書は、
http://www.chikumashobo.co.jp/kyoukasho2004/gendai.html
に目次が載っている。
http://www.chikumashobo.co.jp/kyoukasho2004/lineup.html
このページを見ると、羅生門・こころ・山月記・舞姫というのは、筑摩の国語教科書の基本線なのですね。三〇年変わってないのでしょうね。石原千秋氏の国語教科書の思想についての本って、ちくま新書でしたよね。そうそうISBN:448006270X。