世代を超えて

日本沈没』が流行ったのは、たしか小学六年生の時だ。病院の待合室でも読んだ記憶がある。「○○クリニック」という病院名が新鮮だった。


子供が今、丁度六年生で、友人が『日本沈没』を読んでいるという。では、と思うが、見あたらない。文庫では持っていなかったか。文春文庫あたりで、買ったような気がしていたが、カッパブックスで持っているはずだから、と買わずに来たのだったか。しかし、カッパブックスも手許にない。しかし、やはりカッパブックスで持っておきたい*1。正確に言えば、カッパノベルスだ。


中国語版*は持ってるんだけどなぁ。


仕方なく、「日本以外全部沈没」でも勧めようと思うが、乗ってこない。そういえば、日本以外全部沈没も映画化されたらしい(ブクマ参照*2)。


子供とは三十四違うのだが、東京オリンピック長野オリンピックの間隔も三十四年だった。私の膝で「ニッポン頑張れ」などと行っていた子供を見ながら、そのうち、このオリンピックの記憶は消えるのだろうな、と思ったことだった。私に東京五輪の記憶はないし、子供にも長野五輪の記憶はないようだ。
東京五輪札幌五輪の間隔が八年というのを、札幌五輪の二十年後ぐらいに意識して、そんなに短い間隔だったのかとびっくりしたが、今年は長野五輪から八年後なのだな。


そういえば、数日前、「世代」というような題で、今日とは全然違うことを書こうとしたのだがやめたのだった。


補記
小六の時、というのは記憶違いのようで、中一のようだ。蕁麻疹が出来て、○○クリニックという名の皮膚科に行ったのは小六の時だったと思い込んでいた。もう英語を習ってたのか。

*1:そういえば、ヨコジュンの小説に、『日本沈没』の刷りの違いを集める話があった

*2:なんだ。もうキーワードになっている。