八月三十日 金
 おかあさん が 9じご
ろ いって おかあさんは、
「12じごかえってくる。」*1
いって 30円を やりまし
*2。おかあさんは、
「るすばんしててね。」
と いいました。
 べんきょう をして 10
円で ふうせんを かいま
した。くちが いたくなり
ました。もう10円で えき
を ストローに つけて
プーと ふくらます。*3ふう
せんを かいました。あと
10円で ぐんじん*4を かい
ました。かえって アブラ
パン*5を つくりました。よ
くいきました*6
 おかあさんが かえって
もう 10円 もらいました。
 それは、アイスクリーム
を かいました。○ちゃん
の ために げたを かっ
て いました。
ぐんじんを して あそん
でうると おかあさんが
「かえって きなさい。」
と いいました。

*1:「12じごろ」であろう

*2:九州方言的「やる」

*3:句点は本のママ

*4:メンコである。

*5:アブラパンというのは、メンコを油に浸して重くしたもの

*6:「いく」は、メンコとして強い力を持つ、というような意味であろう