2006-04-06 演技 本棚から 以前、ブログ散歩をしていたときに、思い出したもの。今日、本棚から取り出して確認。 はかま満緒『黙って書いてごめんなさい』青春出版社 昭和54.6.25 浅利慶太さんが、日本の演劇界について、 「大体、十代の役者を使いすぎますヨ。十代の女の子のゆれ動く心理なんて、三十代の役者にしか表現できませんヨ」 また、評論家の加藤周一さんも同じようなことをおっしゃった。 「日本の新劇とは恐ろしい所だ。十八歳の役を十八歳の俳優がやってしまうんだ。これは事実であって、芸術ではない」 p122