山のように

山のように紙束が出る。
スペースがあれば、これを取っておきたい思いがある*1。でも無理だ。新しい本については、これらの紙束を人にあげると、私的複製ではなくなってしまうのであげられない(もちろん、ファイルもあげられない)。これは故紙回収に出すしかないのだ。
どこで読んだのだったか(web)、捨ててしまうと複製の元がなくなってしまうので、私的複製ではなくなってしまう、という解釈があるようだ。しかし、私は本の中身に詰まっている情報を購入しそれを使いやすい形に変形しただけなのだ。抜け殻を保存していないといけないなんて……

著作権の切れたような古い本の紙束は、人にあげてもよいだろう。しかし、そうしたものはどうせ公開する。欲しい人にはあげてもよいと思っているが、もらい手がつくまで保存している能力が私には欠如していそうだ。

*1:さらに金があれば再製本しておく方が使いやすい