地域差

関東

今日はナイトスクープが見られないのだった。

気付かない方言

『地方別 方言語源辞典』にも出て来る「まめる」は、気付かない方言といっても、わたしの場合、「はわく」「こまめる」「なんなん」*1などとはレベルが違う。大人になって覚えた語で、専門的語だと思っていたからだ。いわば「滑舌」などと同じような語だと思…

ヤコブソンの首の振り方の非必然性

引っ張り出してみました。 題名には、 мимикаは一般には,主として顔の表情(および頭のしぐさ)に関連して用いられるもので,《表情》とでも訳しうるが,ここでは本論文で扱っている題材に沿って,《首の振り方》あるいは《首振り》をあてておいた。 というの訳注…

印度の首振り問題

http://hiroark.blog.bai.ne.jp/?eid=105971 これを読んだ後、このような話をどこで読んだのだったかと気になっていたのだけれども、本棚をあさっていて、たまたま、ボディランゲージを読む―身ぶり空間の文化 (平凡社ライブラリー)作者: 野村雅一,竹内実,岩…

赤福を知らずに僕らは育った。

関西では赤福がこんなに浸透しているとは。関西に出てきてから、近鉄の駅などで赤福がよく売られているのは知っていたのだが、赤福を食べたことがない、ということを、それほど驚かれるとは思わなかった。 「伊勢うどん」も知らなかった。初めて食す。やわら…

給食時の定型句

私が小学生のころ、給食では食べる前の挨拶として、 「イターダキーマーS」 というものがあった。イが裏拍*1で入り、「タ」「キ」「マ」が表拍となる。マは上昇調でそれを「S」で閉める。 「イターダーキマーS」という形もあったような気がする。終了時の…

たべもの

昨夜の会で、神戸の「メロンパン」は、通常言うところのメロンパンとは違う、という話が出た。 円形ではない、というのだ。しかも餡が入っているらしい。 通常言うところのメロンパンが、模様からの命名であると思われるのに対し、これは何故だろうという話…

定型句

私は、「だるまさんがころんだ」地域でも、「ぼんさんがへをこいた」地域でもなく、「インド人の……」地域で育った。 地域差なのか判然とはしないが、「はじめのいっぽ」などという言い方は私の周りでは存在していなかった。では、どのように「インド人の……」…

肉まん

先日書いた、餡饅の餡の話とは違う件。 「福岡のコンビニで豚まんを買ったら酢醤油が付いてきた」と大阪の人が驚いていた。福岡では当たり前だと思っていた。

あんまん

関東のあんまんは違うらしい。

九州ばなし

筑前町というのはどこだろう、三輪と言っているから三輪町とどこかが合併して出来たのだろうと思っていたが、夜須町と合併したものらしい。朝倉郡の多くは甘木市と合併して、朝倉市になったようで、「某市」は失われたわけだ。「某線某駅」は、「某鉄道某駅…

鳥居

九州育ちの私は、赤い鳥居はお稲荷さんで、普通の神社は無着色(木でも石でも)の鳥居だ、とずっと思っていたが、京都に住むようになって、京都には、稲荷でない神社でも赤い鳥居の多いことを知った。なお、伏見稲荷の鳥居の中には赤くないものもあった。

SKinsui's blogの「これも九州方言?」*で、「〜〜」を「ナンナン」と読むのは九州方言という指摘がある。 確かに私も使い、高校時代の英語の先生*1もよく使っていたと思う。「ノットオンリーなんなんバットオールソーなんなん」てな具合に。コメント欄に、…

言い間違い・麦粒腫

「エエジャナイカ」で、「ものもらい」のことを「もらいもの」と言っている眼科医の話が出ている*。言った後で、「めばちこ」と言い直したそうだから、もともと関西の人なのかな。 私は、福岡の出で「目イボ」を使う。「メボ」*1を、再解釈した語形と説かれ…

書店で見て、気になった本。 野瀬 泰申『全日本「食の方言」地図』日本経済新聞社(ISBN:4532164516)

東西対立

徳川宗賢『日本語の世界8言葉・西と東』*1にも、いくつか言葉以外の東西差が挙げてあった。餅の形とか、お歳暮のブリとサケとか。綱島理友『それマジ!?』講談社文庫ISBN:406273155x、「東西センコウ花火対決」(p94-96)というのが載っていた。こよりが関東で…