人名と漢字
ようやく、
- 作者: 円満字二郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/07/20
- メディア: 新書
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本棚から、
- 作者: 日本加除出版編集部
- 出版社/メーカー: 日本加除出版
- 発売日: 1988/01
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http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20051001/1128146712
ここで書いたことに関わる帰化した場合のこと。
「戸籍法及び戸籍法施行規則の一部改正に伴う戸籍事務の取扱いについて」の、第三の1の(3)のイ、
国籍所得者が国籍取得前に本国においてその氏名を漢字で表記する者であった場合において、相当の年齢に達しており、卒業証書、免許証、保険証書等により日本の社会に広く通用していることができる名を用いるときは、正しい日本文字としての漢字を用いるときに限り、制限外の文字を用いて差し支えない。とあるから、中国などから帰化した場合には、本名で人名用漢字以外が使われることもある、という訳なのである。
「正しい日本文字としての漢字を用いるときに限り」というのは、簡体字などがいけない、という意味なのかな。
それはさておき、
- 作者: ひこ田中
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/03
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まあ、小説だからいいではないか、とも思うが、両親の離婚にまつわる話であり、戸籍の話(母親と主人公の姓のこと)も出てくるのだから*1、人名漢字以外の文字を使った名前はあまり頂けないと感じたのだった。
ISBN:4004309573、一本足の蛸2005/7/25で、ミステリーにおける非人名漢字について言及されているのに気付いた。
*1:「家族という神話」野上暁に引用がある。