2005-01-01から1年間の記事一覧

八犬伝

千枝松の館・文庫館の八犬伝テキストは最後まであった*。ここでは見逃していたが、下の方のクリップをクリックすれば、後の方が出て来るのだった。高木元さんのふみくらでは、『南総里見八犬伝』の抄録本のひとつ、『義勇八犬伝』が公開された。

けいけんするのよ

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言霊研究家さんのところ*で知った、碧碧亭*の経県マップ、経県値。こういうのは好きで、ついやってしまう。私のは、こう。島根県は、ひょっとしたら歩いただけかもしれない。泊まったのが、米子なのか松江なのかはっきりしないから。あ、そうだ隠岐に泊まっ…

ココログフリー

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容量2GBで、ファイル一つ当たり40MBまでよい、とのこと。これはうわづら文庫*向けによいですね。 こちらに、http://uwazura.cocolog-nifty.com/ 開設。

説明か改訂か、法廷用語

日弁連が、裁判用語の難しさを解決しようとする試みを打ち出したというニュースは、裁判用語の言い換え案と報じられた(私が見たのは産経新聞)。しかし、中身を見ると、どうも言い換えとは思えず首を傾げたことであった。置き換えにしては長すぎる。これは…

古市・文庫105円

子らと古市Y店へ行くと、文庫本105円均一をやっていた。家人の目があるので、そうやたらと買うわけには行かない。中公文庫になっている日本の古代の2と3など。元本で持ってたかもしれないが。 朝日文庫の『やちまた』は上だけあったけど置いてきた。河出…

へぇ

笠智衆って、坂口安吾の先輩なのか。東洋大学印哲の。

子どもドコモ

昨日書いた「キッズケータイ」だが、「子どもドコモ」という案もあり得る。「子どもドコモもドコモの内」と唱えるのだ。また、「子どもドコモ、子ども何処」という回文にもできる。GPS機能で子どもが搜せるというわけである。 SKinsui's blog*からトラッ…

小ネタ

NTTドコモは、キッズケータイなどではなくNTTコドモ*1にすればよいのに、と思ったが、それでは、NTTドコモの事業ではなく、本家NTTのようだから東西NTTに遠慮したのか。 名古屋にも「京都風お茶漬け」がある、という話を読んだが*2、出典が見あたらない。web…

文藝別冊 総特集 大瀧詠一

ISBN:4309976964 私は、歌謡史に興味があるからナイアガラーになったような、遅れナイアガラーです。三十代後半になってからそうなったのです。誰か、日本ポップス伝を聞かせてくれる人が居ないだろうかと思っているが、縁がないのです。『増補改訂版 オール…

紙つぶて

『紙つぶて』の人名索引には、「谷沢永一」は取られていない。文春文庫p469の、鷲田小彌太が谷沢永一を評しているところなどは、自作自注版を見てみたいものだ。

惹句

『大道芸口上集』評伝社というカセットテープがある。ISBN:4897318517 ISBN:4897318525 これの宣伝文句営業戦術、販売戦術の常備薬に! 隠し芸の虎の巻に! もちろん貴重な庶民文化の伝承に!

論文を読む

『築島裕博士傘寿記念国語学論集』ISBN:4762935263、屋名池誠「現代日本語の字音読み取りの機構を論じ、「漢字音の一元化」に及ぶ」を読む。題名を見てからの予想通り、「字音の単線化」と私に言ってきたこととほぼ同じことを詳しく論じたものであった。 私…

キーワードをリンクしないおまじないは、こちらからキーワードのページへのリンクが付かないだけで、キーワードのページには、こちらのリンクがちゃんとあるのであった。

八犬伝の世界

高田衛『完本 八犬伝の世界』ちくま学芸文庫ISBN:4480089403。自宅で中公新書ISBN:4121005953。

新日本古典文学大系完結

川端善明・荒木浩校注『古事談・続古事談』ISBN:4002400417。第一回配本の刊行が平成元年一月だったんですね。 当時の刊行パンフ(書店向け?)にはたしか、「岩波文庫の復刊で最も売れ行きがよいのが黄色帯」というようなことが書いてあったような気がする…

カリュウ

「一億総下流社会化」というのを、「一億総花柳界化」と聞き間違え(か勘違い)してしまった。どういう現象なのだろうと思った。

まだやってる

近くで最も品揃えのよい書店へ行く。 文庫新書コーナーの近くで、宇多田ヒカルの、アアアアーアーが、何度も何度も流されているのが聞こえる。前にも書いた記憶があるが*、ドラマか映画かの原作本を売るためにプロモーションしているらしい。サビの部分だけ…

文体模写

黌門客2005-11-09のコメント欄に書き始めたのですが、長くなったので、ここに書きます。見坊豪紀『辞書と日本語』玉川選書に「芥川の文体模写」という章があり、「奉教人の死」について触れてありました。石垣謙二氏が「〈の〉の使い方が新しすぎる」と指摘…

カラオケ

歌ったもの Joysound 坂本九 夕焼けの空(「新・八犬伝」を誰も知らないのか) 松崎しげる 黄色い麦わら帽子(愛のメモリーを歌うのはさすがに恥ずかしい) 坂上二郎 学校の先生(カラオケってセリフも言わせるのか) 大滝詠一*1 1969年のドラッグレース(カ…

プライベート

昨日、書物奉行さんのことを書いたが、http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/を経由してのアクセスがあったので、行ってみると、「1ヶ月ほどプライベートで運用したあと全面公開したいと思ってます。」とあった。楽しみに待ちたいと思います。

本を人に見せる

ちょっとズレるが、思い出した話。中野三敏先生の『本道楽』講談社ISBN:4062117932氏の逸話。本屋のサービスというものは、安く売ることだけではなく、本を人に見せることを嫌わない人に売るのが第一だ、とも言われた。(p211)複製本が出ると本の値段が下がる…

二冊買い

私も、既に持っていると知っていて二冊目を買うことがある。おおむね、それが安い場合だ。特にそれがよい本だと知っている場合、買いたくなる。こんなにいい本なのに105円なのか。このまま誰も買わないと、故紙になってしまうのではないか。そうでなくても、…

いずみ通信

仙台の学会会場でもいただいたが、和泉書院の『いずみ通信』が送られてきた。 以前書いた紅野謙介氏のオンライン版文学事典の話の他に、谷沢永一の「図書館学」についての文が載っていて、書物奉行さんを思い出す。言語学出版社フォーラム、というのがあるら…

melma!Blog

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メルマのブログがサービス終了だそうだ。十一月末で廃止にしてすべて削除と言うことらしく、慌ただしいことだと思う。ちょっと更新を休んでいた人が、久しぶりに更新しようとして、なくなっていることに気付く、ということもありそうだ。そういえば、tkcity…

人名の読み方

狩谷エキ斎の「エキ」の字は、木偏に夜。「これは国字だからエキと読むのは間違い」という説がある。「ヤと読まねばならない」と。なぜ、国字だったら、諧声符の単独の時の音で読まねばならないのか*1、という疑問はあるが、それはさておき、木偏に夜の字は…

info

pc

info@...で来るメールは、まず、はてなからのコメントなどの通知。シーサーからの通知も、そうだ。 他に、ゆまに書房のメールマガジン、電子文庫パブリ新着情報、かな。 このうち電子パブリだけ.comであとは.jp。info@で来るスパムメールの大半は.comなのだ…

立ち読み

今日発売の週刊新潮のブックレビューは大野晋氏が丸谷才一『笹まくら』をとりあげていた。肩書きは「国語学者」。

誤植にあらず

先日書いた*『世界童謡集』は、冨山房百科文庫に入っている、西條八十・水谷まさる訳のそれであるようだ*1。p389に「悪魔」が載っていて、ロバート・ヘリック*によるという。表記も改行も全く一緒だった*2。 http://www.poemhunter.com/robert-herrick/poet…

青空文庫の本

野口英司編著『インターネット図書館 青空文庫』はる書房ISBN:4899840721DVD-ROMに青空文庫が全部入っています。ザ芥川もザ漱石もなんのその。(澁江抽齋が入ればザ鴎外にも近付いたはずだが惜しくも間に合わず。でも蘭軒は入ってる。)太宰も沢山、賢治も沢…