2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

書記史

日本語史のインタフェース (シリーズ日本語史 4)作者: 金水敏,渋谷勝己,乾善彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/07/29メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見るhttp://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/5/0281300.html をいただき…

日本語を破壊出来ているか

ルー語だとか、詩人が日本語を破壊する、とか言っているけれど、あんまり破壊されているようには思わない、というようなことを時折言うのだが、ルー語大変換作者: ルー大柴出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2007/07/31メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: …

クーラー断ち2

研究室のエアコンのリモコンは、相変わらずまだ出て來んわけだが、隣の部屋からリモコンを借りてくるとスイッチが入れられることが分かった。やや面倒なので、借りに行かずに汗を流す日も多い。 一方、自宅である。私の本などを置いている部屋のエアコン、設…

検索

「節用」で検索すると、「関節用」なんてのが引っかかるんですね、オークションの場合。「季節用」とかも。ついでにググってみると、「八木節用」なんてのもある。「安来節用」のドジョウすくいセットもありそうだが。「お節用」というのは「おせち用」とい…

なるほど、これか

池田亀鑑『源氏物語大成』研究資料篇 大澤家藏源氏物語 大和の國大澤護忠氏藏源氏物語五十四帖は、古筆了榮・了仲の鑑定するところによれば、桐壺・帚木は清水谷實秋、空蝉・葵は大智庵其阿、夕顏は岩山道堅、紅葉賀は三條公敦、澪標卷頭・常夏卷頭は進子内…

ぬけおち

中国学芸大事典作者: 近藤春雄出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 1978/10/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るについては、多分、あの項目がない、この項目がない、という批評があるのではないかと思うが、「韻鏡」がない。「韻鑑」の〈…

書影

十年ほど前の、「奥の細道」発見報道のときも思ったのですが、表紙の写真が選ばれるのはなぜでしょう。

じゃ、私も。 「わらじばきの館長」

http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20080721/p1 実藤文庫*目録から、実藤恵秀氏(さねとうけいしゅう氏)本人による「実藤文庫のいきさつ」の一部。 まいにちのように 空襲のつづくころ──1945年5月7日の朝日新聞「青鉛筆」欄は,こういうかきだしであった。 「…

犬名の性別と語種

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/07/18/032/index.html 雄犬には、漢語らしきものはあっても*1、和語らしいものはなく*2、雌犬は、ランが漢語かと思えるが、和語らしきものが三つもある*3 と、ここまでは上記ページを見て書いたのだが、旧年度のランキ…

誤植の多かった親本

国語辞典の名語釈 (ちくま学芸文庫)作者: 武藤康史出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/07/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (14件) を見る元本を持っているので、まず文庫あとがきを見ると、元本は「誤植の多さにうなだれ…

こわれものとしてのファイル

1時間近くかけて、左肘の痛み、腰の重さ、右手指の乾燥を感じつつ、重たいB5の本をスキャンしたというのに。マルチページのファイルだが、部分的にでも救出出来ないか。 これからは、携帶用HDとスティックメモリの両方に入れることにしよう。いや、携帶用HD…

クーラー断ち

私の個人研究室では、この夏、まだクーラーを入れていない。 昨年度、耐震工事をした関係で、周辺の研究室でクーラーから気分の悪くなる成分が出て来たらしい、ということがあり、私の部屋でも、それを恐れてスイッチを入れていない、……わけではない。 うせ…

忘れた

傘を忘れたようだ。車内で、「意外と忘れずに持ち歩いているな」と思ったところまでは記憶にある。 参考ブログ 忘却散人ブログ: 忘れ物・失せ物 家を出るとき、最初持たずに出たのだが、空を見て、やはり待って行こう、と取りに戻った。車内で「えらくいい天…

ようやく救出

pc

http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20070129/1170091037 このファイルをようやく救出。 ハードディスクケースを買ったのだけれど、この旧HDは、たった14GBしかない*1ので、コピーしたら捨てることになる。ケースもしばらくはお休みいただくことにせざるを得まい、…

幕末の疑似科学

おのれいと若かりしころ長崎にゆき、外国人のものいふをききしに、唐人の音声は皇国人の音声より弱く、蘭人の音声は唐人の音声より又弱くおぼえき。肥後人・松原惟一は内景にくはしき人なり。皇国人の脾を藺図の脾にくらべみれば、大きく長しといへり。脾は…

こんなものがある

返信用USBメモリ

煩悩──「体験は状態をデキゴト化する」

定延利之氏の煩悩の文法―体験を語りたがる人びとの欲望が日本語の文法システムをゆさぶる話 (ちくま新書)作者: 定延利之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/07メディア: 新書購入: 2人 クリック: 95回この商品を含むブログ (29件) を見るを買う。 「あぶ…

ケかカか

ようやく、岩波図書を見ることが出来ました。http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20080611/1213196982 こちらで「ワホンカウシツ」と書いたが、今月号は「ワホンケウシツ」と見える。老眼が感じられたので、携帯用のルーペ*1で見てみたが、やはり「ケ」。 *1:今持…

PHSぐらし十年

ウィルコムからの請求書をみたら、「ご利用月数120ヵ月」とあった。

大正の趣意書

趣意書*1 【説明】 趣意書は、人を動かすやうに書かねばならぬ。図書館を設ける趣意書なれば第一に書籍の必要から図書館の必要を説き、進んで西洋の文明は、図書館から産れたものであると言ひ、第二に我国の図書館のすくない事から、我が町村は商工業の隆な…