2007-01-01から1年間の記事一覧
沖縄である。朝、慌ただしかったので、あまり考えずに転がっている文庫本を一冊、ポケットに入れて出かけた。島尾敏雄『日の移ろい (中公文庫)』。 島尾は名瀬にいるのだが、昭和47年の4月から一年間のことが書いてある。私は、47年の8月に名瀬に行っている…
ガジュマルが懐かしい。会場まで歩き疲れる。 我慢 沖縄国際大と琉球大の中間地点ぐらいにブックオフがあり、ふらふらとバスを降りそうになったが、降りずに会場に向かった。昼食前だったので、もしブックオフの隣にソーキそばが食べられそうな店があったら…
久しぶりに、「アンアン小唄」*を口ずさんで驚いた。 アンアン 餡ころ餅 あんこと餅と アンアン ついたり 又はなれたり 「あんはがし」のことを歌っているみたいだ。
オレとボク―戦地にて (中公文庫)作者: 池部良出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1995/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見るアタシと私 (幻冬舎文庫)作者: 中山美穂出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1999/12メディア: 文庫この商品を含むブロ…
中学校に行き教室にはいると、後の方にすこし本が並べてあり、どのようなものであるのかと眺めた。その中から新しいところのものの一冊を手にとって頁を開くと、独創的和英辞典で名高い英語学者と似た名前の人物が出て来た。太郎と三郎の違いだ。 そういえば…
ニチアス、ミライズといった会社名をニュースでよく聞くが、それぞれアクセントが二通り聞かれる。 ともに頭高で言う場合と、ニチアスは平板で、ミライズはラの後で下がるもの。 頭高で言うのは、外来語的な感覚だろう。アリアス・ヘリオス・タキトゥス・ホ…
「知」のソフトウェア (講談社現代新書)作者: 立花隆出版社/メーカー: 講談社発売日: 1984/03/19メディア: 新書購入: 12人 クリック: 125回この商品を含むブログ (87件) を見る「ある"整理マニア"の悲喜劇」が載っている本だ。耳が痛い。
今時の世界観という言い方には、慣れない*が、これは「……観」というのが、「……をどう見るか」という意味でしかないからだと思っていた。 でも、「価値観」というのは、「価値をどう見るか」ではないな。「価値観」の語史も気になるところだ。
『日本語の歴史7世界の中の日本語』日本語の歴史〈7〉世界のなかの日本語 (平凡社ライブラリー)作者: 亀井孝,山田俊雄,大藤時彦出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/11メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る七巻までの索引つき…
http://www.toyota.co.jp/Museum/data/a01_01.html 限定販売するというCD「昭和自動車歌謡曲パレード」に「ハイそれまでよ」が入っているのが面白い。 「見てくればかりのポンコツ」を展示したりはしてないのだろうが。 このページ、曲目が見えにくいのが残…
バク転とベン図。 「back転」というのは、語源俗解*1だと思っていた。「ベン図」は「べき乗」のような交ぜ書きだと思っていた*2。 補記 「ばくてん」「ばくちゅう」を始めて耳にしたのは、1972年の多分4月。6年生になって転校してすぐだと思う。正確に言え…
久々の純正バファリン。
『廣文庫』 「ん」 「もじ」文字 神代文字・上古文字有無の論・漢字の渡来・新字・新在家文字・漢字の始・科斗の文字・籀文・大篆・小篆・隷書・八分・飛白・章草・草書・行書・真草行三体論・書体の五変・六書・書の八体・俗字・古字に相反するものあり・漢…
「岡島打たれる」「岡島誤算」
「猫鍋」から連想するのは「乗越駅の刑罰」でしょうね。
今日の話題にちなむ曲として、 http://www.youtube.com/watch?v=i-rIBHsx_Ac そのあの パピプペ パピプペ もう一つ、 http://misorayukutukinnohikarini.ti-da.net/e431125.html それがわたしのくせになり/くりがわぬなれーなてぃ 其れが私の癖に成り/是れ…
書店から『新潮文庫 山本周五郎の本 解説目録』をもらってきた。この手のものにも発行年月日を付けてほしいものだと思うが、それはさておき、年譜の中にある、山本周五郎の最初の妻の名が目についた。「きよ〓」である。〓のところには、「以」をくずし「い…
http://www.ndl.go.jp/jp/information/news.html#071017_01 「NDL-OPACから近代デジタルライブラリーへの連携を開始」 http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/156.html#spe 参照(5年前)
佐野洋『推理日記』講談社文庫は、1,2,5しか持っていないようだ。今日話題になったものは、多分4あたりで取り上げられていることだろう(【後日の補】:いない。)。5には、筒井康隆『ロートレック荘事件』について触れるところがある。 今日の話題提供…
http://www.mext.go.jp/b_menu///////////hakusho/html/hpbz198102/hpbz198102_2_048.html 国語政策では有名な、第十六条は「略」だ。 http://kindai.ndl.go.jp/BIImgFrame.php?JP_NUM=40030401&VOL_NUM=00000&KOMA=9&ITYPE=0 第十六条 小学校ニ於テ教授ニ用…
たまたま、報道ステーションで、「悠揚を迫らない」(あるいは「悠揚を迫らぬ」)という字幕を見た。発言者(静岡県知事だったか)は、「悠揚迫らない」(あるいは「悠揚迫らぬ」)と言っているようだったが。 さて、この「悠揚迫らぬ」ということば、結構面白…
http://porta.ndl.go.jp/ firefoxのサーチプラグインが欲しい。 連想する PORTAというと、京都駅、それからヤマハの電子鍵盤。
トイレでLinaxと書いてあるような気がしたが、よく見たら、Lに見えたのは、文字ではないようで、inaxだった。 25年ほど前? 「イナっていいな」というCMがあったのは、四半世紀前か。「東陶って尊いな」という対句を連想した*1ことを思い出す。 そういえば …
OCRは、さかしらをすることがある。既知の文字列に引きつけてしまうのだ。 「江戸語」が「江戸詰」になってしまっているファイル群があることに気付いた。「江戸詰と東京語」とかいうのは、機械的に書き換えられるが、そうは行かないものがあって、困る。 さ…
牛糞から芳香といえば、思い出すのは、 「ええ匂いいうもんは、やっぱりウンコの匂いが入ってんとあかんのや」 http://web.archive.org/web/19990221022916/http://www.suntory.co.jp/company/70book/1-15.html 山口瞳「やってみなはれ(サントリー70年史)…
神社本庁の抗議といえば、トニー谷の「さいざんす大明神」を思い出す。 たしか、朝日文庫の『声』かなにかで読んだと思う。 補記 『声3』所載、昭和30.4.5の投稿。「トニー谷に抗議する神社本庁」 p264
法定停電か。困ったな。
スパムメールに見られる伏字*1の話。 英語の題名のスパムメールで、「i」を「1」に変えたりして来るのは気付いていたが、「a」を「4」に変えるというのに気付いた。 「w4tch」という感じ。 よくあることなのだろうか、とググると、「ph4rmacy」というの…
昨日の記事で、何分何秒と書くときに、原表記通りに「○○:○○」と書いたけれど、ふと、気になる。 「○○'○○''」というのは、長さを表すときだけに使うのだったけ。 と、これは、先週の語彙史研究会で聞いたお話と、ちょっと関わるものです。