2009-01-01から1年間の記事一覧

三宮

語彙史研究会の為に三宮へ。 少し早く着いたので、サンパルのロードスとMANYUへ。 ロードスで買った中の、服部宇之吉『漢和新辞海』(大正五年、塚原書店)\315。

職權による戸籍の誤字俗字訂正についての話

Tue, Sep 08 13:59 交換を通して、某放送局から電話がかかってきたのだが、ケータイのペコペコ音声で、しかも途切れ途切れ、イライラしてきて、掛け直してくれと言おうとしたがその前に切れた。しばらくして交換の人が同じ人からの電話というので、固定電話…

ミニコミ『コラム等』

id:u-senさんの『コラム等』を拝読。 有古堂 2009.8.16発行 あとがきに、 コピー本でも、それが意図して世に出るのならば、それは出版である。 とある。げに。ミニコミというものをよく知らず、せいぜい学術的同人誌しか知らないのであるが、こういう仕上が…

ARGカフェ&フェスト

その前に、エル・ライブラリーの見学、というのをした。 いろいろと考えることはあったのだが、この日、一番感慨深かったのが、三池争議にかかわる資料だった。 一九六〇年十月という日付のある三池炭鉱の炭住の写真と棍棒状のキセルなど。この日付は、私が…

昨日買った本

*松宮 『本木昌造先生銅像復元記念誌』大印工本木先生銅像復元委員会 昭和60.9 200円 真藤建志郎『「四字熟語」の辞典』日本実業出版社 200円 大類雅敏編著『句読点活用辞典』栄光出版社 200円 *梁山泊 三冊200円 季刊日本思想史8 1978 古学と国学 季刊日…

下鴨

午前中の職場での用事は、嘆息せずにはおれない状態だったが、それを終えて、下鴨へ向かう。やや、頭が痛いが、なんとかこなせるだろう。 河原町では、ブックファーストが、早くも「4-5F」と書き換えられているのを横目に見ながら、バスに乗る。困ったことに…

姫路

姫路に3泊。昼間は働き通しで、姫路文学館の松本清張展が開いている時間に行くことは不可能であった。3泊といっても1泊目は前泊で夜遅くについたのでなにもしない。2日目に大通りに面した新古本系の店へ行き、文庫を2冊。うち1冊は新潮復刊。3日目にア…

鞍馬口から今出川

はんのきに始めていった。 http://machiyakosyohannoki.blog114.fc2.com/blog-entry-22.html そのあと、からいもブックスへ行こうかと思ったが、訪熊中で休業という話を聞いたので、獺祭に行く。 ここも始めて。 http://old-book-dandelion.com/mapdassaisyo…

定家仮名遣

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/279950/ 短い中に「お」「を」がたくさん。 これは、定家が若い時代のものだ。後年のものとは、仮名の使い方が違う可能性がある。 「風の音」の「音」は、定家仮名遣では「をと」だけど*1、ここではど…

うなぎとりめせ

ネット上で見つけられなかったので。 江戸前大蒲焼 烏亭焉馬 鱧《はも》の骨《ほね》こまかなりといへども 是《これ》をきらば味《あぢは》ひなん 鱣《うなぎ》の筋《すぢ》長《なが》しといへども これをさかば骨《ほね》なからん 魚《うを》を製《せい》す…

ブックマーケットに行ってみると、あまりみかけないような山田風太郎の角川文庫が158円とか210円とか263円とかいう値段であったので、この際、買っておく。短編集とかには読んだことのある短篇とかも入っているようだが、まあ、買っておく。 この手の店の「…

煙の都

http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20090430/1241092515 で書いた、大阪を「煙の都」と称することについては、工業生産が盛んであったことだけではなく、「民の竈は賑はひにけり*1」があるのだった。大阪大学博物館で先週まで開かれていた「モダン都市」の展示で…

今日も銀閣寺道までバスで行き、マルギンの上海ラジオへ。新書1冊と文庫5冊で105*6円。 宇野信夫『話のもと』中公文庫 善行堂では、内容見本にみる出版昭和史 (活字倶楽部)作者: 紀田順一郎出版社/メーカー: 本の雑誌社発売日: 1992/05メディア: 単行本 クリ…

久々の京都駅

今日は、日曜なのにお仕事。JRで行き、京都駅で降りると、京博で、シルクロードと文字の展覧会が開かれているというポスターが貼ってあった。すっかり忘れていたが、私が毎週京都に行っている月曜日は京博は休みなので、今日行くようにすればよかったのだ…

ファイル探し

どなたか、「松茸文法辞書改造キット」(高木薫氏*1)をお持ちの方ありませんか。 1990年頃のものです。私の手許には、第1.1版のbunpo.docのみ残っています。 「転載自由」かと思ったら、「この書庫ファイルに含まれる全てのファイルを含めてください」と…

古書善行堂へ

銀閣寺道でバスを降りる。月曜なのに、マルギン前の上海ラジオはやっていない。古書善行堂を目指す。プレオープンということもあるのか、やや入りにくい感じ。扉をカラカラと開けて、店主さんに軽く頭をさげて、本を見て行く。昨日のオープンで沢山売れてし…

岡崎公園へあるく

15:30から、岡崎公園で用事がある。古書善行堂に行ってみようかな、と思うが、大賑わいだろうし、1530に遅刻はできないので、我慢して、三条京阪のブックオフへ行き、さらに二条通りの水明洞・中井書店へゆく。礼服で古書店へ行くのは、初めてではない。小さ…

天牛

「特集日本語の正体/日本語への招待」とある『diatxt. number10』が100円コーナーにあった。diatxt. (10)出版社/メーカー: 京都芸術センター発売日: 2003/08/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 「役割語」から読み解く、日本語のヴァー…

今日は、 http://d.hatena.ne.jp/zenkoh/20090615 に書いてある、メディアショップにでも行ってみようと思っていたのだが、高野のコミックショックに行ったら、激しい雨になり、雨宿りがてら長居したりしたために、行けず。 来週には、「古書 善行堂」に行き…

docune消滅

docuneの消滅は、やはりショックだ。 http://service.okwave.jp/dqn/ 知らぬうちに告知され、知らぬうちに消えていた。その間、5日*1。 登録の際にはメールアドレスも入れたはずだが、そこへの連絡も無し。 最初は、おそるおそる挙げた、著作権保護期間満了…

説得と暴力・大阪弁

『思想の科学』1961年3月号の特集が 説得と暴力・大阪弁 だというので、これは面白そうだと早速注文した。 面白そうでしょう? 「説得と暴力・大阪弁」ですよ。 説得の方言であるとともに暴力の方言でもある大阪弁。 暴力の方言としては早い時期に属するもの…

今日も二条

水明洞・中井書店。 雨が降りそうで蒸し暑いので、店頭の本はあまり漁らずに店内へ。 颯田琴次『かたい声、やわらかい声』日本放送出版協会 S51.9.20 寿岳章子『續 語り部として』1987.7 小林榮子『露伴清談』鬼怒書房 昭和24.6.10 小和田嘉一『たまつき術』…

目録

衆星堂古書目録を眺める。 『色葉字』か。六十五萬圓。 邦人法帖がまとまって出ている。書論も。

二条

今日も二条。水明洞と尚学堂。中井書店は「外出中」ということだった。 水明洞では、100円本の他に、200円の角川選書など。

旬果

シュンの果物で、旬果らしいが、ジュンカと読みたくなる*1。単独で「旬」だとシュンだが、熟字(「旬○」「○旬」)ではジュンというのが、この字の常用音であろうか。 後記 「旬食」という文字列を「シュンショク」と読む自分に気付く。 *1:レッツキスと歌い…

二条

今週は水明洞へゆくことにした。 端本で刊記もない「杜律五言集解巻之四」が総ルビだったので、100円箱の中から拾い上げる。 「トリツゴゴンシッカイケンノシ」だ。 だいぶ漢音がちだが、呉音もある、そのルビを見て、あることに気付く。ナイショ。

立風からちくまへ

http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20050720/1121791669 に書いた、立風文庫からちくま文庫への流れ。今度は、 http://d.hatena.ne.jp/okjm/20061117/ これが入ったようだ。